「今夜の支配者」と番記者も驚嘆
現地時間2月20日、ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦の第1レグが各地で行なわれた。長谷部誠、鎌田大地を擁するフランクフルトはホームにオーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクを迎え、4-1で大勝している。
ハットトリックを達成するなど、フランクフルトが奪取した4点すべてに絡んだのが鎌田だ。ELでの日本人選手のハットトリック達成は、昨季の南野拓実(当時はザルツブルク所属)に続きふたり目。データサイト『Opta』によれば、フランクフルト所属の選手としては史上初だという。
地元紙『Frankfurter Rundschau』のフランクフルト番、ステファン・クレーガー記者は「特大のフェスティバル(祭り)だ!今日はもう仕事にならないな! チームはとりわけ後半に納得のいくパフォーマンスを見せ、フランクフルトが完勝した。今夜の支配者は、ダイチ・カマダ。彼が3つのゴールを決めた!それがすべてだ」と絶賛。
同じくドイツ紙『Wetterauer Zeitung』も「日本から来たカマダによって、目を見張るような、ワクワクするようなゲームとなった。ザルツブルクを手玉にとった」と活躍を称えた。
ハットトリックを達成するなど、フランクフルトが奪取した4点すべてに絡んだのが鎌田だ。ELでの日本人選手のハットトリック達成は、昨季の南野拓実(当時はザルツブルク所属)に続きふたり目。データサイト『Opta』によれば、フランクフルト所属の選手としては史上初だという。
地元紙『Frankfurter Rundschau』のフランクフルト番、ステファン・クレーガー記者は「特大のフェスティバル(祭り)だ!今日はもう仕事にならないな! チームはとりわけ後半に納得のいくパフォーマンスを見せ、フランクフルトが完勝した。今夜の支配者は、ダイチ・カマダ。彼が3つのゴールを決めた!それがすべてだ」と絶賛。
同じくドイツ紙『Wetterauer Zeitung』も「日本から来たカマダによって、目を見張るような、ワクワクするようなゲームとなった。ザルツブルクを手玉にとった」と活躍を称えた。
『hessenschau』紙も手放しで称賛している。
「ダイチ・カマダの圧巻ショー。輝かしいカマダの活躍で、フランクフルトはELベスト16への扉を半分くらい開くことに成功した。日本人選手はひとりで3ゴールを挙げ、リーグ戦ではともに先発を外れる機会が増えたマコト・ハセベとともに、アディ・ヒュッター監督の期待に見事に応えてみせた」
ちなみに、ブンデスリーガの公式アカウントも鎌田の大仕事に反応。「今シーズンの鎌田の記録。ブンデスリーガ0ゴール。ELでは6ゴール。これに我々は何を言うべき?」とイジると、あるサポーターは「君たち(ブンデス)のせいじゃない。カマダとELのラブストーリーが完璧すぎるんだ」と返信。これが共感を集めているようだ。
背番号15は、試合後にファンの投票で決まるマン・オブ・ザ・マッチにもちろん選出された。ウインターブレイク中に足首を負傷したことで出遅れ、リーグ戦ではベンチスタートの機会が増えているが、改めてチームに欠かせない一員であることを証明したといえるだろう。
これで得点ランキングトップタイに浮上した鎌田。2月27日に敵地で行なわれる第2レグはもちろん、ブンデス初ゴールへの期待も高まっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【鎌田大地PHOTO】ザルツブルク奥川雅也とのEL日本人決戦でハットトリック!フランクフルト16強へ前進!