「カウンターのクオリティを高められれば」(坂元)
──リーグ前半戦を終えてチームの総得点24(21節終了時点で12位タイ)をどう評価していますか?
本田 ボール保持率がそこまで高くないので、仕方ない部分はあります。もっとも、カウンターの精度がもっと高ければ30ゴールは取れていたと思いますが。
坂元 フォワード陣はゴールを決めているので、問題は僕たちシャドーですよね……。よりゴールに向かうプレーを増やして得点やアシストに絡まないと。
本田 隊長が目に見える結果を残し始めたら、チームも上に行くし、隊長個人の評価も上がるはず。
──とはいえ、坂元選手はプロ1年目ながらもすでにチームの躍進に大きく貢献しています。
本田 本当にそう。劣勢時に隊長がドリブルで1、2枚剥がしてくれるのは助かる。それにファウルをもらってくれるのもチームにとっては大きい。
──本田選手からのアドバイスで印象に残っているのは?
坂元 「ここでプレスをかけろ」とか戦術的なものが多いです。守備でハマらない時はタクさんがみんなを集めて話してくれるので有難いです。
本田 キャンプの頃から守備の時のポジショニングやボールに行くタイミングは言い続けてきましたけど、だいぶ良くなりました。でも、隊長には守備で頭を使いすぎるよりも攻撃で良さを出してほしい。今の山形では攻撃も守備もできないとダメだけど、その割合を「5対5」じゃなくて「6対4」や「7対3」にすれば、隊長の良さがもっと出るはずだよ。守備を上手くサボることを覚えてほしい。
本田 ボール保持率がそこまで高くないので、仕方ない部分はあります。もっとも、カウンターの精度がもっと高ければ30ゴールは取れていたと思いますが。
坂元 フォワード陣はゴールを決めているので、問題は僕たちシャドーですよね……。よりゴールに向かうプレーを増やして得点やアシストに絡まないと。
本田 隊長が目に見える結果を残し始めたら、チームも上に行くし、隊長個人の評価も上がるはず。
──とはいえ、坂元選手はプロ1年目ながらもすでにチームの躍進に大きく貢献しています。
本田 本当にそう。劣勢時に隊長がドリブルで1、2枚剥がしてくれるのは助かる。それにファウルをもらってくれるのもチームにとっては大きい。
──本田選手からのアドバイスで印象に残っているのは?
坂元 「ここでプレスをかけろ」とか戦術的なものが多いです。守備でハマらない時はタクさんがみんなを集めて話してくれるので有難いです。
本田 キャンプの頃から守備の時のポジショニングやボールに行くタイミングは言い続けてきましたけど、だいぶ良くなりました。でも、隊長には守備で頭を使いすぎるよりも攻撃で良さを出してほしい。今の山形では攻撃も守備もできないとダメだけど、その割合を「5対5」じゃなくて「6対4」や「7対3」にすれば、隊長の良さがもっと出るはずだよ。守備を上手くサボることを覚えてほしい。
──チームの得点力アップには何が必要ですか?
本田 前3枚(CF+2シャドー)の連係じゃないですか。どの組み合わせでも前3枚だけでやりきれるポテンシャルはあります。だから、あとはコンビネーションじゃないかと。例えばセンターフォワードが後ろに流れる動きをしたら、代わりに隊長が前のスペースに入ってボールを受けるとか。
坂元 そういう動きは意識しています。
本田 確かに隊長は動きの質がだいぶ上がってきた。
坂元 あとはカウンターのクオリティを高められれば。
本田 カウンターで大事なのは、それを仕掛ける選手のドリブルのコース取りや味方を使うタイミング。ここまでの戦いを振り返ると、周りに味方がいるのにドリブルで突っかけてボールを取られてしまうシーンがいくつかあります。誰がというわけではなく、チームとしての課題です。
坂元 僕ももっと味方を上手く使わないと。
──愛媛戦(21節)など相手にブロックを組まれた時に苦戦する傾向が強いです。改善策は?
本田 中を固められたらサイドからガンガン行けばいい。クロスを上げてセカンドボールを回収して2次攻撃、3次攻撃といった具合にできれば。上手くいっていない時は強引に中から仕掛けて、崩せないままカウンターを受けるパターンが多いです。
──中央から綺麗に崩そうとする意識が高過ぎると?
本田 そうそう。セオリーとしては、外から攻めて相手の陣形を広げたうえで中のスペースを使う。
坂元 ウイングバックのクロスでチャンスになるケースは多いので、僕としては彼らのオーバーラップを生かしたい。あとは、そこからのクロスの精度が高まればもっと良い形から点が取れるはずです。
本田 前3枚(CF+2シャドー)の連係じゃないですか。どの組み合わせでも前3枚だけでやりきれるポテンシャルはあります。だから、あとはコンビネーションじゃないかと。例えばセンターフォワードが後ろに流れる動きをしたら、代わりに隊長が前のスペースに入ってボールを受けるとか。
坂元 そういう動きは意識しています。
本田 確かに隊長は動きの質がだいぶ上がってきた。
坂元 あとはカウンターのクオリティを高められれば。
本田 カウンターで大事なのは、それを仕掛ける選手のドリブルのコース取りや味方を使うタイミング。ここまでの戦いを振り返ると、周りに味方がいるのにドリブルで突っかけてボールを取られてしまうシーンがいくつかあります。誰がというわけではなく、チームとしての課題です。
坂元 僕ももっと味方を上手く使わないと。
──愛媛戦(21節)など相手にブロックを組まれた時に苦戦する傾向が強いです。改善策は?
本田 中を固められたらサイドからガンガン行けばいい。クロスを上げてセカンドボールを回収して2次攻撃、3次攻撃といった具合にできれば。上手くいっていない時は強引に中から仕掛けて、崩せないままカウンターを受けるパターンが多いです。
──中央から綺麗に崩そうとする意識が高過ぎると?
本田 そうそう。セオリーとしては、外から攻めて相手の陣形を広げたうえで中のスペースを使う。
坂元 ウイングバックのクロスでチャンスになるケースは多いので、僕としては彼らのオーバーラップを生かしたい。あとは、そこからのクロスの精度が高まればもっと良い形から点が取れるはずです。