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「ネイマール・フェノーメノ」は「ロナウド・フェノーメノ」のようにセレソンを世界制覇に導けるか?

カテゴリ:PR

沢田啓明

2017年12月23日

ブラジル国民の評価基準は「W杯を何度制したか」だ。

11年6月7日のロナウドの引退試合には、ネイマールも出場。見事な連携で観衆を沸かせた。写真:REUTERS/AFLO

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 ブラジルはロシア大会を含めて21回のW杯すべてに出場している世界唯一の国であり、W杯に複数回出場した選手は星の数ほどいる。それゆえ国民が選手評価の基準とするのは、W杯に何度出場したかではなく、何度優勝したか。4大会出場で3度の優勝を成し遂げたペレは別格の存在で、キングに次ぐのが4大会で優勝2回、準優勝1回のロナウドである。
 
 今後、ネイマールがロナウドに追いつき追い越すためには、まずはロシアW杯でブラジルを優勝に導く必要がある。もし自身の活躍でパリSGを欧州王者に、セレソンを世界の頂点に押し上げれば、2018年末には悲願であるバロンドールが手に入るに違いない。
 
 ロナウドは「ネイマールは信じられないほどクリエーティブで、見ていてとても楽しい選手。彼の大車輪の活躍でセレソンがエクサ(通算6度目のW杯優勝)を達成するのを心待ちにしているよ」と頼もしい後輩にエールを送る。
 
 ロナウド・フェノーメノは、実質二度目の挑戦でW杯を制覇した。ネイマール・フェノーメノも、二度目の挑戦で世界の頂点に立てるのか――。世界中のサッカーファンが注目している。
 
文:沢田啓明
 
 【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。

 

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