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【現地発】「クールな点取り屋」ケインが90年ぶりの偉業! 何食わぬ顔でゴールネットを揺らし続ける

カテゴリ:PR

田嶋コウスケ

2017年12月12日

どんな状況でも何食わぬ顔でゴールネットを揺らす。

今や世界屈指の万能型ストライカーに成長したケイン。コンテをはじめ敵将からも称賛の声が絶えない。(C)Getty Images

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「ストライカーをひとり買えるならば、ハリー・ケインの獲得に動く。わたしの目には、ケインが世界最高峰のストライカーに映るからだ」
 
 手放しでそう絶賛するのは、チェルシーのアントニオ・コンテ監督である。プレミアリーグで2014-15シーズンに21ゴールを挙げたケインは、翌15-16シーズンに25ゴール、昨シーズンに29ゴールを叩き出し、右肩上がりに得点数を伸ばしてきた。直近2シーズンは、プレミアリーグ得点王の称号を連続で獲得している。
 
 とはいえ、イタリア人指揮官がケインを手放しで称賛した理由は、ゴール数だけではないという。
 
「ケインは完成されたストライカーだ。強靭なフィジカルを持ち、ボール保持の有無に関わらず、常にファイトする。空中戦にも強く、右サイドでも左サイドでも躍動できる。彼を獲得するには、最低でも1億ポンド(約150億円)が必要だろう」
 
 コンテの指摘した通り、「万能性」こそがケインの最大のストロングポイントである。ポジショニングの良さとシュート技術を生かし、ペナルティーエリア内にスッと顔を出して正確に枠内へシュートを放つ。当然のようにマークはきつくなるが、敵にガツンと寄せられても、恵まれた体格ゆえまったく当たり負けしない。
 
 両足を器用に使えるのも大きな武器で、プレミア16節までに挙げた12ゴールの内訳は、右足が5ゴール、左足が5ゴールと均等に決めている。さらに残りはヘッドによる2ゴールで、ミドルシュートの精度も高く、空中戦も強い。言うなれば、どんな状況からでもネットを揺らせるのだ。
 
 パターンを選ばず、どんな状況でも何食わぬ顔でゴールネットを揺らす。「クールな点取り屋」という形容詞がこれほど似合うストライカーは、世界中を見渡してもそうそういないだろう。
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