【EURO2016開催地を巡る旅】第2回:ランスとスタッド・ボラルト=ドゥルリス「フリット、炭鉱跡地、ルーヴル美術館など魅力満載!」

カテゴリ:国際大会

結城麻里

2016年03月24日

現地を訪れた際は是非とも『ルーヴル・ランス』へ。

2012年12月に開場した『ルーヴル・ランス』。パリの本家に勝るとも劣らない美術館として高い人気を誇る。(C)REUTERS/AFLO

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 そんな大地に2012年12月、地中の炭鉱夫たちを鎮魂するかのようにフワリと出現したのが、透明感溢れる美しい『ルーヴル・ランス』です。世界的に有名なパリのルーヴル美術館の別館で、フランス在住美術館ライターの増田葉子さんによると、「美術館そのものを目的に設計・建設されたため、展示方法や採光は本館よりずっと優れている」そうです。
 
 ランス駅からシャトルバスで5~7分、徒歩でも20分あまりで行ける場所にあるので、EURO観戦でこの地を訪れた際には、なだらかなボタ山を眺めながら是非とも足を運んでもらいたい美術館です。
 
 企画展もイベントも多彩で、とくに有名なのは「ギャルリー・デュ・タン」(時のギャラリー)と呼ばれる部分。パリの本家ルーヴル美術館から貴重な宝物、彫刻、絵画が貸し出され、展示されています。毎年約20%ずつ作品が入れ替わる仕組みで、オープン3周年を迎えた2015年末も、サンドロ・ボッティチェッリの「聖母子と天使」やジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「大工の聖ヨセフ」といった傑作が、光彩を放ちながら並んでいます。
 
 ちなみに、ルーヴル・ランスには、有名シェフの高級レストラン「ラトリエ・ド・マルク・ムラン」(L’Atelier de Marc Meurin)もあります。試合翌日の昼などにゆったりと本格フランス料理を堪能するのも一興でしょう。
 
 フットボールと炭鉱労働者と芸術の壮大なる歴史――。それは、フランスという国をそのまま体現していると言っても過言ではありません。小さな町ランスが、1998年ワールドカップに次いでメジャーコンペティションの舞台に選ばれた所以です。
 
文:結城麻里
 
【スタッド・ボラルト=ドゥルリスでの開催試合】
6月11日:アルバニア vs スイス
6月16日:イングランド vs ウェールズ
6月21日:チェコ vs トルコ
6月26日:グループD1位 vs グループB/E/Fの3位(ベスト16)
 
【主なアクセス】
高速のTGV北線のパリ行きの便が1日6本運行されているほか(所要時間は1時間10分)、SNCF6番線(ヴァランシエンヌ)、13番線(アラス)、21番線(ダンケルク)、23番線(リール)で各都市へアクセス可能。最寄りの空港はリール空港。
 
【EURO2016完全ガイド|グループA~C編】フランス、イングランド、ドイツの首位通過は鉄板だ

【EURO2016完全ガイド|グループD~F編】スペイン、ベルギーも油断はできない。
 
【EURO2016】出場24チームの基本フォーメーションまとめ
 

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