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欧州行きを狙う『宇佐美、柴崎、山口』。噂に挙がるドイツ勢から、それぞれの最適クラブを探る

カテゴリ:Jリーグ

遠藤孝輔

2015年11月25日

山口がフィットしそうなのは、「量」で相手を凌駕しようとするチーム。なかでも、ダルムシュタットは狙い目だ。

無尽蔵なスタミナが売りの山口。ニーメイヤーのスタミナ切れが顕著なダルムシュタットであれば、レギュラー獲りの難易度がさほど高くなさそうだ。 (C)SOCCER DIEGEST

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 柴崎よりボール奪取力が高く、無尽蔵のスタミナを備える山口がすんなりとフィットしそうなのは、激しい運動量をベースに「量」で相手を凌駕しようとするチーム。ブンデスリーガではハンブルクやマインツ、ヘルタ・ベルリン、ダルムシュタットなどが当てはまる。

 もっとも、ハンブルクはスウェーデン代表のエクダルやチリ代表のディアスが先発から外れるケースがあるほどボランチの層が厚く、マインツも山口と同じハードワーカーのバウムガルトリンガーがキャプテンとして君臨しているため、レギュラーの座を奪うのが容易ではない。ヘルタ・ベルリンに関しては4位と躍進中で、チームに手を加える必要がない状況だ。

 唯一、ダルムシュタットはレギュラー獲りの難易度がさほど高くなさそうだ。2ボランチを務めるゴンドルフとニーメイヤーは、開幕から13試合連続先発中と代えの利かない存在となっているが、32歳の後者は試合終盤のスタミナ切れが顕著。フル出場は13試合中6試合に留まっている。25歳と脂に乗る山口がこのベテランに取って代わってもおかしくない。

 同胞のボランチである細貝がかつて活躍したアウグスブルクも、山口がレギュラー争いに割って入る余地はある。セントラルMFコールのパフォーマンスの波が小さくないからだ。2ボランチを組むのは司令塔タイプのバイアーで、山口にとっては良い補完関係を築くには打ってつけのパートナーとなる。


文:遠藤孝輔
 
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