三笘、旗手の台頭は、日本代表のバリエーションを一気に広げるかもしれない
一方、この快足ウイング2人に対し、相手サイドバックが早めに出てきたらどうするか。2トップが背後を取りたい。古橋亨梧や浅野拓磨、前田大然など、ずらり揃えたスピード派をFWに起用すれば、オマーンを困らせることが出来るだろう。
いずれにせよ、対策は明確にしなければならない。オマーンが採用する[4-3-1-2]に関しては、東京五輪・ニュージーランド戦の後半もかなり苦戦させられた。明確な攻略法を確立しなければ、同じ失敗を繰り返すことになる。今回はオマーンとの再戦のほうが2戦目となり、連係を整える時間を数日でも確保できるのは幸いだ。個人的には初のシステム、[3-1-4-2]を推す。
三笘と旗手の躍動、サイド攻撃の進化に期待している。彼らの台頭は、日本代表のバリエーションを一気に広げるかもしれない。
文●清水英斗(サッカーライター)
三笘と旗手の躍動、サイド攻撃の進化に期待している。彼らの台頭は、日本代表のバリエーションを一気に広げるかもしれない。
文●清水英斗(サッカーライター)