中央を避けてサイドから三笘が1対1で仕掛ければ、打開の糸口ができる
11月に行なわれるカタール・ワールドカップ・アジア最終予選は、2戦ともにアウェーだ。11日にベトナム、16日にオマーンと対戦する。現在グループ4位と出遅れている日本は、勝点6が必要だ。
日本サッカーを彩る「美女サポーター」たち
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この2試合は、サイド攻撃が鍵を握る。先に戦うベトナムは、[5-3-2]システムを敷き、2戦目のオマーンは[4-3-1-2]を敷く。前者は最終ラインに、後者は前線に1枚の厚みを加えているが、どちらも中盤にアンカーを置き、真ん中を厚くした立ち位置には共通点がある。
両チームともに、守備は組織立っているので、中央に基点を作るのは簡単ではない。となれば、サイドだ。9月にホームで行なわれたオマーン戦では、システムの噛み合せで空いたサイドを素早く突くことが出来ず、拙攻を繰り返した。今回はその点を改善できるか。
その意味では、A代表に初招集された三笘薫と旗手怜央の2人に注目したい。
三笘はサイドの大外に張り、縦に仕掛けるドリブラーだ。日本はカットイン型のアタッカーが多いため、三笘のように縦に勝負して抜き去るウイングは珍しい。たとえば1戦目、5バックを敷くベトナムは、中盤も最終ラインも真ん中に厚みがあるため、中央を避けてサイドから三笘が1対1で仕掛ければ、打開の糸口ができる。
9月にアウェーで行なわれた中国戦も、相手は5バックだったが、打開したのはやはりサイド突破だった。40分に右ウイングの伊東純也が1対1で縦に抜き去り、最後は大迫勇也がクロスを頭で合わせ、決勝点を挙げた。
その再現だ。ベトナム戦も、中国と同じ5バックに対し、大外の1対1がポイントになる。勝点3をより積極的に狙うのなら、左は三笘、右は伊東のダブルウイングで仕掛けてもいい。ただし、攻撃が単調にならないよう、オーストラリア戦で使った[4-3-3]のインサイドハーフに、旗手や田中碧、あるいは南野拓実や古橋亨梧など、ハーフスペースを飛び出しやコンビネーションで崩せる選手を配置したいところだ。
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両チームともに、守備は組織立っているので、中央に基点を作るのは簡単ではない。となれば、サイドだ。9月にホームで行なわれたオマーン戦では、システムの噛み合せで空いたサイドを素早く突くことが出来ず、拙攻を繰り返した。今回はその点を改善できるか。
その意味では、A代表に初招集された三笘薫と旗手怜央の2人に注目したい。
三笘はサイドの大外に張り、縦に仕掛けるドリブラーだ。日本はカットイン型のアタッカーが多いため、三笘のように縦に勝負して抜き去るウイングは珍しい。たとえば1戦目、5バックを敷くベトナムは、中盤も最終ラインも真ん中に厚みがあるため、中央を避けてサイドから三笘が1対1で仕掛ければ、打開の糸口ができる。
9月にアウェーで行なわれた中国戦も、相手は5バックだったが、打開したのはやはりサイド突破だった。40分に右ウイングの伊東純也が1対1で縦に抜き去り、最後は大迫勇也がクロスを頭で合わせ、決勝点を挙げた。
その再現だ。ベトナム戦も、中国と同じ5バックに対し、大外の1対1がポイントになる。勝点3をより積極的に狙うのなら、左は三笘、右は伊東のダブルウイングで仕掛けてもいい。ただし、攻撃が単調にならないよう、オーストラリア戦で使った[4-3-3]のインサイドハーフに、旗手や田中碧、あるいは南野拓実や古橋亨梧など、ハーフスペースを飛び出しやコンビネーションで崩せる選手を配置したいところだ。
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