限界に近づいてきている兆候なんてないよ。
――テレビ解説者のガリー・ネビルは、今シーズンのシティが期待外れに終わったのは、メンタルに原因があったからではないかと指摘している。
「ガリー・ネビルは、自分自身も同じような立場に置かれたことが何度もあるから、そういうコメントをしているんだと思う。僕は自分の経験に基づいて話すことしかできないけど、現在のチームが(メンタル面でも)限界に近づいてきている兆候なんてないよ。それはドレッシングルームの雰囲気からしても断言できる」
――モチベーションの低下が要因ではなかったと。
「僕たちはシーズンの間中、常にプレミアのタイトルを目指して戦い続けてきた。たしかにマンチーニが監督だった時には、モチベーションが弱まったのではないかと疑問視されたこともあったけど、今シーズンはそんな感じじゃなかった」
――だとするなら、なおさらチームを立て直していくのは大変じゃないだろうか?
「プレミアでは本当に紙一重の差で勝敗が分かれる。自分たちが望んだような結果が出ないことも当然あるし、しかも最終的に優勝できるのは1チームだけだから、それ以外のクラブは全部“負け組”と見なされてしまうんだ。
でもそういう時にこそ、自分たちのクオリティを信じることが重要になる。こんな状況は絶対に長く続かない。シティは必ず復調するよ。モチベーションは失われていないし、タレントは確実に揃っているわけだから。
ただし全体的に言うなら、勝ち負け以上に重要なのは自分たちの哲学を貫けるかどうかになってくる。僕たちは(自分たちの哲学に従って)前に向かって進み続けていかなければならない。そうすれば結果もついてくるようになるはずだ」
――CLに関しては? バルセロナ戦などは第1レグで退場者が出ていなければ、展開が変わっていた可能性もあったと思う。でも今年も結局、ヨーロッパの頂点に立つという悲願は達成できなかった。
「率直に言うなら、バルセロナは勝利に値するチームだったと思う。今シーズンの展開は昨シーズンよりも接戦になったけど、僕たちはCLでの戦い方をまだ学んでいる最中なんだ。
ただし見方を変えれば、そもそも2シーズン連続で、ベスト16でバルサと当たったこと自体が運がなかった。その意味でも(CLのフォーマットが変更され)各国リーグの優勝チームが、トップシードに回るようになるのはいいことだね。2012年や2014年はシティはプレミア王者だったのに、CLのシード権には反映されていなかったわけだから」
――優勝争いの行方は、どうなると思う?
「この手の予想をするのはとても難しいんだ。僕たちは今シーズン、バルサとバイエルンの両方と戦っている。どちらのチームもレベルはすごく高かったし、もちろんトーナメントでは、ディフェンディングチャンピオンのレアル(マドリー)も勝ち残っている。ユベントスも強豪だしね。ユーベには友達のカルロス・テベスがいるから、良い結果を出してほしいんだけど……」
「ガリー・ネビルは、自分自身も同じような立場に置かれたことが何度もあるから、そういうコメントをしているんだと思う。僕は自分の経験に基づいて話すことしかできないけど、現在のチームが(メンタル面でも)限界に近づいてきている兆候なんてないよ。それはドレッシングルームの雰囲気からしても断言できる」
――モチベーションの低下が要因ではなかったと。
「僕たちはシーズンの間中、常にプレミアのタイトルを目指して戦い続けてきた。たしかにマンチーニが監督だった時には、モチベーションが弱まったのではないかと疑問視されたこともあったけど、今シーズンはそんな感じじゃなかった」
――だとするなら、なおさらチームを立て直していくのは大変じゃないだろうか?
「プレミアでは本当に紙一重の差で勝敗が分かれる。自分たちが望んだような結果が出ないことも当然あるし、しかも最終的に優勝できるのは1チームだけだから、それ以外のクラブは全部“負け組”と見なされてしまうんだ。
でもそういう時にこそ、自分たちのクオリティを信じることが重要になる。こんな状況は絶対に長く続かない。シティは必ず復調するよ。モチベーションは失われていないし、タレントは確実に揃っているわけだから。
ただし全体的に言うなら、勝ち負け以上に重要なのは自分たちの哲学を貫けるかどうかになってくる。僕たちは(自分たちの哲学に従って)前に向かって進み続けていかなければならない。そうすれば結果もついてくるようになるはずだ」
――CLに関しては? バルセロナ戦などは第1レグで退場者が出ていなければ、展開が変わっていた可能性もあったと思う。でも今年も結局、ヨーロッパの頂点に立つという悲願は達成できなかった。
「率直に言うなら、バルセロナは勝利に値するチームだったと思う。今シーズンの展開は昨シーズンよりも接戦になったけど、僕たちはCLでの戦い方をまだ学んでいる最中なんだ。
ただし見方を変えれば、そもそも2シーズン連続で、ベスト16でバルサと当たったこと自体が運がなかった。その意味でも(CLのフォーマットが変更され)各国リーグの優勝チームが、トップシードに回るようになるのはいいことだね。2012年や2014年はシティはプレミア王者だったのに、CLのシード権には反映されていなかったわけだから」
――優勝争いの行方は、どうなると思う?
「この手の予想をするのはとても難しいんだ。僕たちは今シーズン、バルサとバイエルンの両方と戦っている。どちらのチームもレベルはすごく高かったし、もちろんトーナメントでは、ディフェンディングチャンピオンのレアル(マドリー)も勝ち残っている。ユベントスも強豪だしね。ユーベには友達のカルロス・テベスがいるから、良い結果を出してほしいんだけど……」