1次リーグ3試合はノーゴールに「私はもう終わってしまったのかもしれない…」
スペインへの出発前には「無様な戦いをするより大会を放棄しろ」と見出しが立ったという。「ロッシの出場停止処分が大会前に解けて本当に残念だ」との新聞報道もあり、「1次リーグを3分けに終わると露骨に負けを望む論調まで出た」(ロッシ)そうである。確かにロッシ自身は、ブランクの大きさを感じながら、それでもスタメンの座を与えられる重責に悩んでいた。
「私は感覚でゴールを奪うストライカー。その感覚が取り戻せない以上、もう終わってしまったのかもしれない……」
スペイン大会は、1次リーグを突破した12ヵ国が3チームずつに分かれて準決勝の座を争う方式で行なわれた。ちなみに4年前のアルゼンチン大会のイタリアは、グループリーグで優勝した開催国も下して3戦全勝。それに対しスペイン大会は3分けなので、国内での期待が冷え込むのも無理はなかった。そして2次リーグ初戦でイタリアは前回優勝のアルゼンチンを下すが、ロッシ自身は4戦ノーゴールのまま80分に交代を告げられる。
「チームは勝ったが、私自身のプレーは酷いものだった。だからこれで私のワールドカップは終わったと思った」
「私は感覚でゴールを奪うストライカー。その感覚が取り戻せない以上、もう終わってしまったのかもしれない……」
スペイン大会は、1次リーグを突破した12ヵ国が3チームずつに分かれて準決勝の座を争う方式で行なわれた。ちなみに4年前のアルゼンチン大会のイタリアは、グループリーグで優勝した開催国も下して3戦全勝。それに対しスペイン大会は3分けなので、国内での期待が冷え込むのも無理はなかった。そして2次リーグ初戦でイタリアは前回優勝のアルゼンチンを下すが、ロッシ自身は4戦ノーゴールのまま80分に交代を告げられる。
「チームは勝ったが、私自身のプレーは酷いものだった。だからこれで私のワールドカップは終わったと思った」