「日本でも…」“神様”ジーコが逝去したパオロ・ロッシとの思い出を告白「2週間で偉大な友人を2人失った」

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年12月12日

2018年にロッシがジーコの家を訪れ…

82年のスペインW杯で直接対決したジーコ(左)とロッシ。その後ふたりは友人関係に。 (C)Getty Images

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 ディエゴ・マラドーナに続き、パオロ・ロッシがこの世を去った。世界のトップクラスで戦ってきた男たちは、相次ぐ訃報に心を痛めている。そのひとりが、ワールドカップで対戦したジーコだ。

 イタリアが優勝した1982年スペインW杯の2次リーグで、ブラジルはロッシにハットトリックを許して2-3と敗れ、準決勝進出を阻まれている。ジーコは「黄金の中盤」と呼ばれたセレソンの中心選手のひとりだった。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、「ロッシは何者だったか?」と尋ねられると、ジーコは「サッカーの歴史における最高のフォワードのひとり。世界中で知られるカンピオーネだ。ブラジルだけでなく、ここ日本でもみんな打ちのめされている」と答えた。

「だが、わたしにとっては、特に友人だった」

【動画】急逝した英雄パオロ・ロッシはどんな選手だった? FIFAが公開したトリビュート動画はこちら
 去年のトスカーナでのイベントで会ったのが最後になったというジーコは、「パオロは“有名人”とか、勝利によってつくられた英雄とは大きく違っていた」と続けている。

「われわれは長く友人だった。彼を好きになるのは簡単だったよ。穏やかで謙虚、寛大な人だ。サルデーニャで夏のバカンスを一緒に過ごしたのをよく覚えている。シンプルなことだ。子どもたちとボールで試合し、ビーチでビールを飲み…決して忘れない瞬間だよ」

 2018年には、ロッシがジーコの家を訪れたそうだ。ジーコの息子のYouTubeチャンネルの動画で「一緒に笑った」という。

「人々は彼と分かり、あいさつしていた。ずっと絶対的なカンピオーネと考えられていた。彼相手には決してミスができなかった。実際、あの82年7月5日にはやられたよ」

 最後に、訃報を知ったときの気持ちを聞かれると、ジーコは「大変つらかった」と述べた。

「わたしは2週間で偉大な友人を2人失ったよ。まずディエゴ、そして今度はパオロだ。言葉もない。神がご遺族や友人を慰めてくれますように」

 レジェンドの相次ぐ旅立ちに、ジーコは深く悲しんでいる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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