【浦和｜採点・寸評】
GK
１　西川周作　5.5
何本か相手の決定的なシュートを止めたが２失点を献上。ビッグセーブで流れを変えたかった。
 
DF
４　那須大亮　5.5
鋭いインターセプトから起点になるなど、前を向いた守備は強い。ただ前掛かりすぎた。
 
５　槙野智章　5.5
前線に繰り出しシュートを放つのはチームの形だが、攻め残ってピンチを招いていた。
 
46　森脇良太　5.5
64分、88分とクロスから二度の決定機を作る。ただ度々ふとした瞬間に大事なマークを外すのはなぜか。
 
MF
７　梅崎 司　5.5
サイドでボールを持った時に期待を抱かせた。ただ全体的に自分でなんとかしようと前へ急ぎすぎ、李と動きが重なった。
 
８　柏木陽介　5.5
ボランチでフル出場したが、決定的な仕事はできず。相手が人数をかけて攻めてきた時の守備にも課題を残す。
 
14　平川忠亮　６
ミスなく流れに乗った潤滑油のようなプレーで与えられた役割をこなす。森脇の攻撃面の良さも引き出す。
 
22　阿部勇樹　5.5
終盤５分間はリベロに入り（ボランチに鈴木）及第点の出来。計算の立つオプションになりそうだ。
 
24　関根貴大　６
64分、背後へ飛び出し、惜しいシュートを放つ。ボールを持つと期待を抱かせた浦和唯一の存在。
 
31　高木俊幸　５
ボールを持ってもサイドへ逃げるような形になり、持ち味である突破力を発揮できなかった。
 
FW
20　李 忠成　５
ＣＦで先発し、ズラタン投入後はシャドーに入りフル出場。「ここぞ」の場面で閃光を放てず、スタンドからは落胆のため息。
 
交代出場
21　ズラタン　5.5
投入後、チームの攻撃の幅が広がった。ボールをキープできる関根や柏木が近く（シャドー）にいたらより面白かったか？
 
19　武藤雄樹　5.5
シンプルな動きでボールを引き出すなど、戦術にはだいぶ馴染んできた印象。あとは結果（得点）だ。
 
13　鈴木啓太　－
短時間で見せ場は作れなかったが、彼がいると中盤で守備にワンクッションを入れられる。

監督
ペトロヴィッチ　5.5
特に前線の選手起用はテストの意味合いが濃かった。今季は相手の弱点を突くような采配も見てみたい。

取材・文：塚越 始・大木 勇（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。