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ボタフォゴが“ナイジェリアの英雄”の獲得に動くのは本田圭佑の意向。トゥーレ・ヤヤとの“ビッグ3”実現の可能性もまだ…【現地発】

カテゴリ:海外日本人

リカルド・セティオン

2020年04月04日

ビッグネームの獲得は本田の契約延長に影響をもたらす

ボタフォゴとの交渉が破談が伝えられたトゥーレ・ヤヤが翻意する可能性も? (C) Getty Images

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 ボタフォゴは早急に次の手を打つ必要があった。中盤にもうひとり強力で経験豊かな助っ人を獲得することは、本田自身の希望でもあると、ボタフォゴ内外の少なくとも3人の人物が明かしている。今年12月までとなっている契約更新のサインをする前に、元日本代表MFはボタフォゴの今後のプロジェクトを知りたがっている、と彼らは言う。
 
 そこでリストアップされたのがミケルだった。チェルシーの一員としてチャンピオンズ・リーグ制覇を経験し、ナイジェリア代表として3度のワールドカップに出場し、同国史上最高の選手と評されてもいる名手だ。
 
 今から2週間前、ミケルはトラブゾンスポルの契約を解消した。世界がスポーツイベントを自粛する中で、トルコ・リーグはまだ開催を続けており(現在は休止中)、まじめな性格の彼はそれを受け入れることができなかったのだ。現はどこのチームにも所属しておらず、ボタフォゴは選手のみと交渉すればよい。もちろん移籍金も発生しない。
 
 とにかく本田の希望に応えるため、不調に苦しむチームのため、そしてサポーターの気持ちをつなぎとめるため、ボタフォゴの幹部は最大限の努力をしている。しかし、当然ミケルも安月給で済む選手ではない。誰かがポケットマネーを投入するのか、借金をするのかはまだわからない。
 
 ユニホームなどのマーチャンダイジングで稼ぎ、そのプレーを一目見たい観客を呼び込み、それを目当てにスポンサーを集まる。目論んでいるのは、本田獲得で描いたのと同じシナリオだ。
 
 ただ、残念ながら本田の場合はまだ新たなスポンサーをもたらしてはいない。それどころかこの世界的なコロナ危機で、ボタフォゴ最大のスポンサーは降りてしまった。
 
 興味深いのは、現在ボタフォゴとミケルの間に入って交渉している人物はマルコス・レイテといい、本田をブラジルに連れてきたのと同じ代理人だということだ。彼はボタフォゴの状況を熟知している。チームに払える金がないと思えば、わざわざ世界的な選手のところに話を持っていきはしないだろう。現在のところ、その資金源が何かは不明だ。しかし、すべてのカードはテーブルの上に並べられている。
 
 ボタフォゴのサポーターは、ミケル獲得の可能性に狂喜しているが、もたらされた朗報はそれだけではない。トゥーレ・ヤヤ移籍の話が出始めてから、多くのボタフォゴのファンが彼のインスタグラムをフォローしはじめた。彼らは日々熱いメッセージを送り続け、これにコートジボワールのレジェンドも感動したのだろう。インスタライブで、彼らに向かって突然メッセージを発信したのだ。
 
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