「多様化する視聴体験をテクノロジーがサポートする」
――今のままでは、目の前の仕事に手一杯で余裕がない。
「みんな本当に頑張っています。ミーティングでも言いましたが、この人数で、この業務をこなしていることには正直、驚いている、と。でも、頑張ってはいるけど、余裕がなさすぎて、なかなかアドオンで新しい付加価値を生み出せない。このペースでやっていれば、もしかしたら事故が起きてしまうかもしれない。テクノロジーを使えば、絶対に仕事は減らせることができる。ちょっとしたことを変えていけば、時間も空いてくる。その時間で新しいことをやる。その過程で、ここが足りないね、というのも見えてくるだろうし、そうしたら、メルカリからサポートを呼んだりもできますから。
社員もきっと、チャレンジしたいはずです。でも、どうしても日々の業務が優先になってしまう。それは仕方がないことだけど、社員のモチベーションを上げられているのか、みんなのイマジネーションや能力を活かせているのか。経営者としてはそこを改善して、自由な発想で“答え”を導き出してほしいと考えています」
――メルカリのメソッドをアントラーズでも活用できれば。
「アントラーズは伝統のあるチーム。現場に介入するつもりは一切ありません。チームをどうサポートしていくか。そのためには、いかに会社のビジネスを回していくか。そこで大きく稼げるようになれば、それだけチームを強化できるようになりますから」
「みんな本当に頑張っています。ミーティングでも言いましたが、この人数で、この業務をこなしていることには正直、驚いている、と。でも、頑張ってはいるけど、余裕がなさすぎて、なかなかアドオンで新しい付加価値を生み出せない。このペースでやっていれば、もしかしたら事故が起きてしまうかもしれない。テクノロジーを使えば、絶対に仕事は減らせることができる。ちょっとしたことを変えていけば、時間も空いてくる。その時間で新しいことをやる。その過程で、ここが足りないね、というのも見えてくるだろうし、そうしたら、メルカリからサポートを呼んだりもできますから。
社員もきっと、チャレンジしたいはずです。でも、どうしても日々の業務が優先になってしまう。それは仕方がないことだけど、社員のモチベーションを上げられているのか、みんなのイマジネーションや能力を活かせているのか。経営者としてはそこを改善して、自由な発想で“答え”を導き出してほしいと考えています」
――メルカリのメソッドをアントラーズでも活用できれば。
「アントラーズは伝統のあるチーム。現場に介入するつもりは一切ありません。チームをどうサポートしていくか。そのためには、いかに会社のビジネスを回していくか。そこで大きく稼げるようになれば、それだけチームを強化できるようになりますから」
――サッカーに限らず、近年のスポーツ界はIT業界との親和性がますます高まっている印象です。
「テクノロジーがエンターテインメントを変えるフェーズに入ってきたと思いますね。テクノロジーが進化すると何が起きるかというと、たぶん、人々の余暇が増えるんです。週休3日とかになる。そうなった時、生活の豊かさを補うのは、スポーツとか、音楽とか、映画でもいいですけど、エンターテインメントが心を満たしていく。
スポーツで言えば、その満たし方はふたつあって、自分がやるか、誰かを応援するか、ですよね。自分でやるという意味では、ヘルスケアの側面もありますし、そこのマーケットは非常に大きい。観戦という意味では、実際にスタジアムに行くのはもちろん、来年は通信速度が劇的に向上する5G(第5世代移動通信システム)が本格化して、パブリックビューイングもすごくリッチになったり、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)もあって、多様化する視聴体験をテクノロジーがサポートする。
ライブの価値は、これからさらに上がっていくでしょうね。特に、スポーツとニュースに関しては、“今”にこそ価値がある。ライブで知りたいんです。そこに対してテクノロジーがソリューションとなり、生活を豊かにしていく。この産業はこれからどんどん大きくなっていくはず。ネット系がスポーツとタッグを組むのはある意味、必然かもしれませんね」
「テクノロジーがエンターテインメントを変えるフェーズに入ってきたと思いますね。テクノロジーが進化すると何が起きるかというと、たぶん、人々の余暇が増えるんです。週休3日とかになる。そうなった時、生活の豊かさを補うのは、スポーツとか、音楽とか、映画でもいいですけど、エンターテインメントが心を満たしていく。
スポーツで言えば、その満たし方はふたつあって、自分がやるか、誰かを応援するか、ですよね。自分でやるという意味では、ヘルスケアの側面もありますし、そこのマーケットは非常に大きい。観戦という意味では、実際にスタジアムに行くのはもちろん、来年は通信速度が劇的に向上する5G(第5世代移動通信システム)が本格化して、パブリックビューイングもすごくリッチになったり、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)もあって、多様化する視聴体験をテクノロジーがサポートする。
ライブの価値は、これからさらに上がっていくでしょうね。特に、スポーツとニュースに関しては、“今”にこそ価値がある。ライブで知りたいんです。そこに対してテクノロジーがソリューションとなり、生活を豊かにしていく。この産業はこれからどんどん大きくなっていくはず。ネット系がスポーツとタッグを組むのはある意味、必然かもしれませんね」