南葛SCの歩みを知る“熱きFW”が語る「サッカー人生をここで終えると決めて入団しました」

カテゴリ:特集

伊藤 亮

2019年10月09日

「社会人チームが本当の意味でまとまるというのは簡単なことではありません」

「サッカー人生をここで終える」という覚悟で南葛SCに入団。だからこそ、チームへの責任感も芽生えたという。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 監督の交代、選手の大型補強、環境の変化。いろいろなことが起きた今シーズンの南葛SC。そんな激動のシーズンで、チームはひとつにまとまれているのか。その問いに冨岡選手は「まとまりかけています」と正直に答えてくれた。
 
「本当にチームがまとまっていたら、それこそダントツで優勝しているはずですから(笑)。ただ社会人チームが本当の意味でまとまるというのは簡単なことではありません。例えば横河武蔵野FCは、みんな日中働いて夜練習するリズムや環境が選手みんな揃っていて、まとまりは強いものでした。一方南葛SCはプロ契約の選手がいて、普段から体力を使う仕事をしている選手もいれば、自分のように練習優先にしていただける仕事をしている選手もいてバラバラです。生活環境やリズムがそれぞれ異なる個をすり合わせてまとまっていくのは困難が伴います。福西監督も今シーズンから初めて監督になって、本当はやりたい練習がもっとあったかもしれない。でも、仕事で練習に来られない選手も出てきたりして、スタッフも練習直前まで対応に追われてしまう。そんな試行錯誤があった今シーズン、チームがまとまりきったかと問われれば、完成とまではいっていないと思います。ただ、この難しさが社会人サッカーでは当たり前のことなんです」
 
 やるべきことは多い。しかし、課題を克服した後には輝く未来が見えている。そう信じられるからこそ、南葛SCでサッカーをしたいと思う。
「南葛SCへは、サッカー人生をここで終えると決めて入団しました。当初は長くて2~3年で引退すると思っていたんです。でも、チームがどんどん成長していくのにつれて引っ張られるように自分もプレーを続けていて。仕事も考慮してもらいながらプレーしているので、チームを引き上げる力にならなければいけないな、と感じています。JFLなど上のカテゴリでプレーしていた経験もあるので、その経験をチームに還元できるようにとか、責任感も徐々に芽生えてきているんです」
 
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