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“ピッチ上の監督”長谷部誠はほぼ満点! 2部組では完全復活の宮市亮を高評価【ブンデスリーガ日本人選手の通信簿】

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔

2019年05月24日

“4度目の正直”でも結果を残せなかったのは…

失意のシーズンを送った原口(左)と宇佐美(右)。ともに今夏の移籍が有力視されている。 (C) Getty Images

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宇佐美貴史(デュッセルドルフ)…30点(不満が残る)
【2018-19シーズン成績】
ブンデスリーガ=19試合・1得点・3アシスト
DFBカップ=2試合・0得点・1アシスト


 ロシア・ワールドカップ参加に伴う合流遅れで、開幕当初はなかなか出場機会に恵まれなかった。それでも11節のヘルタ・ベルリン戦でブンデスリーガでは6年ぶりとなるゴールを記録。左足で目の覚めるような一撃を突き刺し、ここから一気に波に乗るかと思われた。

 しかし、その後はレギュラー起用が続く中でアピールに失敗。ともに二桁得点を挙げたドディ・ルケバキオやベニト・ラマンらライバルの飛躍もあり、第19節のRBライプツィヒ戦を最後にスタメンの機会は一度も訪れなかった。

 バイエルン、ホッフェンハイム、アウグスブルク時代に続き、またしてもドイツ1部の壁に阻まれた格好だ。すでにデュッセルドルフからの退団(保有権を持つのはアウグスブルク)を明言済みで、古巣ガンバ大坂が有力な新天地候補に浮上している。
 
原口元気(ハノーファー)…50点(可もなく不可もなく)
【2018-19シーズン成績】
ブンデスリーガ=28試合・0得点・4アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト


 豊富な運動量と自己犠牲のスピリットを活かし、身を粉にして攻守に奔走するプレーは健在だった。特にトーマス・ドル新体制となった後半戦は欠かせぬ戦力として、アジアカップ後の全14試合に先発(うち13試合はフル出場)。サイドアタッカー、ウイングバック、2列目のセンター、さらには2ボランチの一角としても奮闘した。いかなる時もハードワークを怠らない姿勢はチームメイトに好影響を及ぼしたはずだ。

 ただ、1点が遠かった。もっとも近づいたのは25節のレバークーゼン戦。GKをかわして無人のゴールにシュートを放つも、降り積もった雪によってボールがゴールラインを割らなかった。チーム最多タイの3アシストを記録したものの、降格が決まったハノーファーで及第点以上の評価がつくのは守護神ミヒャエル・エッサーくらいだろう。
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