2部優勝に貢献の宇佐美を全メディアが高評価

33節では決定機を決められずバースデーゴールはならなかった宇佐美だが、最終節では重要なゴールを珍しく頭で決めた。原口に背中を押されるかたちで調子を上げ、海外キャリアでは最も充実したシーズンを過ごした。 (C) Getty Images
一方、すでに残留を決めていたマインツは、ブレーメンに1-2で敗北。武藤嘉紀はCFとしてフル出場を果たし、ポスト直撃シュートなどチャンスはあったが、ゴールは奪えず、シーズン2桁得点はならなかった。
『ビルト』の採点は4点で、『キッカー』は3点。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は3点を付け、「アディショナルタイムにはポストに当て、ハーフタイム前にヘディングと足で2つのチャンスがあった」とだけ記している。
『ビルト』の採点は4点で、『キッカー』は3点。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は3点を付け、「アディショナルタイムにはポストに当て、ハーフタイム前にヘディングと足で2つのチャンスがあった」とだけ記している。
シュツットガルトでは、浅野拓磨が7試合ぶりにベンチ入りするも、出場機会はなかった。なお、試合はシュツットガルトがバイエルンを4-1で下し、EL出場権獲得の可能性もある7位でシーズンを終えた。
フランクフルトはアウェーでシャルケに0-1で敗れ、8位フィニッシュ。EL出場のためには、19日に行なわれるバイエルンとのDFBカップ決勝で勝利を奪うことが必要となった。最終節、長谷部誠は出場停止、鎌田大地はメンバー外だった。
2部リーグでは、最終節で2位デュッセルドルフが首位ニュルンベルクとの優勝を懸けた直接対決を、終了間際のゴールで3-2とモノにし、逆転優勝を飾った。
宇佐美貴史はトップ下としてフル出場を果たし、38分には反撃の狼煙を上げる今シーズン8点目をヘディングで奪い、勝利に貢献した。
『ビルト』は2点、『キッカー』は2.5点と高い評価を与え、地元紙『ライニッシェ・ポスト』は採点こそ3点と及第点も、「消防士のような素早さで23秒にはヘニングスへパスを送ったが、ヘニングスのヘディングのアイデアは遅すぎた。38分には、この日本人のヘディングがネットを揺らした」と、活躍を評価した。
一方、原口元気は左MFとして先発し、76分に途中交代している。『ビルト』は2点、『キッカー』は3点。地元紙『ライニッシェ・ポスト』は4点で、「この日本人は28分にヘディングでポストの内側に入れたが、可能性を無駄にした。数キロ多く走ったが、いつものようではなかった」と厳しかった。