常勝軍団の鹿島で急成長中の昌子がランクアップ。
【DF/8人(欧州組5人 国内組3人)】
CB:◎吉田麻也(サウサンプトン)/◎森重真人(FC東京)/○昌子 源(鹿島)/△槙野智章(浦和)
キリンカップからは、丸山祐市(FC東京)が外れ、同大会では左SBで招集されていた槙野がCBとして“復帰”した以外、お馴染みの面子が揃う。23歳の昌子も3月シリーズ、キリンカップに続き、メンバーに名を連ねた。
その3月シリーズとキリンカップの計4試合すべてで先発した吉田&森重は盤石のコンビ。指揮官から厚い信頼を寄せられていることに変わりはない。
一方、ハリルホジッチ監督は会見の冒頭で、「我々のなかにすでに困難が含まれています。15分前に良くないニュースを受け取りました。リストに載っていた選手が怪我をしたのです」と、槙野の怪我を明かしている。今週はクラブでの練習で別メニュー調整が続いていたようで、「検査をしたのですが、結果は良くなかったそうです」とのことだ。
まずはメディカルチェックを行ない、その結果を受けて今後の対応を決めるようだが、「槙野はパフォーマンスが良くなってきたところだったので、残念」とハリルホジッチ監督も悔しさを滲ませていた。
槙野がコンディションを崩しているため、CBの3番手には若い昌子が浮上しそうだ。今季の鹿島の第1ステージ優勝に大きく貢献するなど、その成長ぶりには目を見張るものがある。
右SB:○酒井宏樹(マルセイユ)/○酒井高徳(ハンブルク)
左SB:◎長友佑都(インテル)/△太田宏介(フィテッセ)
内田篤人(シャルケ)が依然、膝の負傷で不在のなか、“ダブル酒井”が右SBで熾烈なポジション争いを展開中。攻撃センスに秀でる酒井宏か、攻守のバランス感覚に優れる酒井高か。高いレベルでそれぞれの持ち味をピッチ上で表現しているが、ライバルを突き放すだけの抜きん出た“なにか”が足りないのも事実。ハリルホジッチ監督もこれまでの起用法から、ファーストチョイスを決めかねている印象だ。
左SBは、長友が君臨。バックアッパーとして、太田が昨年の東アジアカップ以来、約1年ぶりの復帰を果たした。UAE、タイとの対戦を見据え、指揮官は「今回は左利きが必要かと思いました」と再招集の理由を述べる一方で、「試合に出すかは、様子を見ます」と、起用には慎重な構えを見せていた。
なお、リオ五輪にオーバーエイジとして参戦していた塩谷司(広島)、藤春廣輝(G大阪)は招集外。川島とは異なり、ハリルホジッチ監督がふたりには一切触れなかったことを考えると、両者は厳しい立場に置かれていることが窺える。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
CB:◎吉田麻也(サウサンプトン)/◎森重真人(FC東京)/○昌子 源(鹿島)/△槙野智章(浦和)
キリンカップからは、丸山祐市(FC東京)が外れ、同大会では左SBで招集されていた槙野がCBとして“復帰”した以外、お馴染みの面子が揃う。23歳の昌子も3月シリーズ、キリンカップに続き、メンバーに名を連ねた。
その3月シリーズとキリンカップの計4試合すべてで先発した吉田&森重は盤石のコンビ。指揮官から厚い信頼を寄せられていることに変わりはない。
一方、ハリルホジッチ監督は会見の冒頭で、「我々のなかにすでに困難が含まれています。15分前に良くないニュースを受け取りました。リストに載っていた選手が怪我をしたのです」と、槙野の怪我を明かしている。今週はクラブでの練習で別メニュー調整が続いていたようで、「検査をしたのですが、結果は良くなかったそうです」とのことだ。
まずはメディカルチェックを行ない、その結果を受けて今後の対応を決めるようだが、「槙野はパフォーマンスが良くなってきたところだったので、残念」とハリルホジッチ監督も悔しさを滲ませていた。
槙野がコンディションを崩しているため、CBの3番手には若い昌子が浮上しそうだ。今季の鹿島の第1ステージ優勝に大きく貢献するなど、その成長ぶりには目を見張るものがある。
右SB:○酒井宏樹(マルセイユ)/○酒井高徳(ハンブルク)
左SB:◎長友佑都(インテル)/△太田宏介(フィテッセ)
内田篤人(シャルケ)が依然、膝の負傷で不在のなか、“ダブル酒井”が右SBで熾烈なポジション争いを展開中。攻撃センスに秀でる酒井宏か、攻守のバランス感覚に優れる酒井高か。高いレベルでそれぞれの持ち味をピッチ上で表現しているが、ライバルを突き放すだけの抜きん出た“なにか”が足りないのも事実。ハリルホジッチ監督もこれまでの起用法から、ファーストチョイスを決めかねている印象だ。
左SBは、長友が君臨。バックアッパーとして、太田が昨年の東アジアカップ以来、約1年ぶりの復帰を果たした。UAE、タイとの対戦を見据え、指揮官は「今回は左利きが必要かと思いました」と再招集の理由を述べる一方で、「試合に出すかは、様子を見ます」と、起用には慎重な構えを見せていた。
なお、リオ五輪にオーバーエイジとして参戦していた塩谷司(広島)、藤春廣輝(G大阪)は招集外。川島とは異なり、ハリルホジッチ監督がふたりには一切触れなかったことを考えると、両者は厳しい立場に置かれていることが窺える。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手