【セルジオ越後の天国と地獄】なでしこジャパンの悲しい末路を、ハリルジャパンが辿らなければいいが…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年03月18日

リオ五輪出場を逃した、なでしこジャパンに似てきている。

代表の顔ぶれがいつまでも代わり映えしなければ、なでしこジャパンがリオ五輪出場を逃したように、ハリルジャパンも最終予選で敗退するかもしれない。(C)Getty Images

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 これだけの選手を揃えたんだから、2連勝はもはや最低限のノルマと言っていい。勝って当たり前。ひとつでも引き分けがあれば、最終予選に向けて、チームもガタガタし出すだろうね。
 
 アフガニスタン戦はもちろん、シリア戦も確実に勝点3を掴んで、グループ1位を確保すべき。2次予選は不甲斐ない戦いで幕を開けただけに、最後ぐらいはしっかりと締めてほしいよ。
 
 今年最初の代表活動で、欧州組も参戦するわけだから、興業的にも潤うはず。2試合のうち、どちらの試合で誰が使われるかも注目だ。ただし、アフガニスタンとシリアでは、両国の実力が違うわけだし、同等に個人の出来を評価するのは難しいよね。力の劣るアフガニスタン戦でいくら活躍したところで、それを鵜呑みにはできないよ。
 
 おそらくは、より重要な意味合いを持つシリア戦で起用されるメンバーが、最終予選でも中心となってくるだろう。でも、こうした傾向を見るにつけて、今のハリルジャパンは、世代交代が遅々として進まず、リオ五輪出場を逃した、なでしこジャパンに似てきている感じがするよ。
 
 ワールドカップで言えば、6年前の南アフリカ大会から軸となる選手の顔ぶれに大きな変化はない。まったく変わっていないわけではないけど、あまりにも新鮮味がなくて、ワクワク感が乏しく、知り尽くしている選手ばかり。
 
 今回はU-23代表のポルトガル遠征と日程が重なって、遠藤や南野らを呼べなかったという事情もある。それにしても、下からの突き上げがないよね。例えば、怪我が長引いている内田が不在の右SBは、相変わらず“ダブル酒井”のままだ。
 
 国内組に有力な候補者はいないのか。3月の上旬に実施された国内組だけのミニキャンプで見出されても良かったはずだけど、どうやら大した成果はなかったようだね。
 
 今のメンバーならば、確かに計算が立つかもしれない。現時点でのベストと言われれば、そうかもしれない。ただし、このままの状態が続いていいのか。
 
 なでしこジャパンがリオ五輪出場を逃したように、ハリルジャパンも最終予選で敗退するかもしれないんだ。“まさか”の事態が起こらないように、活発な新陳代謝を促して準備を整えておくべきだと思うよ。

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