【セルジオ越後の天国と地獄】なでしこジャパンの悲しい末路を、ハリルジャパンが辿らなければいいが…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年03月18日

リストを眺めながら、チョイスした感じがするよ。

シリアとはグループ1位の座をかけた戦いになる可能性が高く、リスクを冒さず、手堅いメンバーで今回の3月シリーズを戦うことに。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 ロシア・ワールドカップのアジア2次予選の残り2試合、3月24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦に挑む日本代表のメンバーが発表されたね。

【日本代表PHOTO】W杯2次予選3月シリーズのメンバー24人
 
 本田、香川、岡崎、長谷部、吉田、長友、宇佐美など、いつもの選手が名を連ねた一方、目新しいところではハーフナーや小林が選出されている。24人の顔ぶれを見渡せば、欧州組の合流時期も関係してくるだろうけど、最初のアフガニスタン戦はテスト色が強いものになり、グループ1位を争うシリアとの一戦には、現時点でのベストメンバーで挑むことになりそうだ。
 
 久々に招集された川島は、どこに組み込まれるのかな。まさか、戻ってきていきなり正GKの座に返り咲くことはないよね。正常なポジション争いが行なわれるなら、アフガニスタン戦でチャンスがあるかどうかだろうね。
 
“高さ”という武器を持つハーフナーに関しては、ハリルホジッチ監督はどんなシミュレーションを描いて呼んだのか。彼を使わなければ点が取れないサッカーをしているのであれば、最終予選に向けてむしろ不安が膨らむだけだ。

 昨年11月のカンボジア戦で、CFで起用された本田がヘディングでゴールを決めたけど、今さらながら、背の高い選手が必要だということを思い出したのか。まあ、選択肢を増やすという意味では、悪くない選出かもしれない。

 いずれにしても、代わり映えのしない面子が揃った。なかには、現時点でのパフォーマンスを考えると、なぜ招集されたのか首を傾げざるを得ない選手もいる。
 
 ブンデスリーガでプレーしていると、それだけで評価が高まるのかな。清武は怪我明けで、コンディションに問題はないのか。彼のチームメイトである山口に至っては、現地では「2部リーグから来た選手」と揶揄されたという。

 ハリルホジッチ監督は、実際の活躍ぶりを考慮したというより、自分のリストを眺めながら、そこからチョイスした感じがするよ。

 つまりは、リスクを冒さずに、手堅いメンバーで今回の3月シリーズを戦うというわけだ。アフガニスタンやシリアには悪いけど、本来であれば日本がそこまで“本気”を出さなければならない相手でもないし、最終予選を見据えてなにかを得られるとも思えない。

 考えようによっては、新たな戦力の発掘の場にできたかもしれないけど、ハリルホジッチ監督が思い切ったチャレンジに踏み切れなかったのは、先にも触れたけど、シリアとの首位決戦が残されているからでもあるだろうね。初戦でシンガポール相手にスコアレスドローという失態を演じたツケが今になって回ってきた感じだよ。
 

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