MF
７ フランク・リベリ　６（108分OUT）
心身ともに消耗しているはずの終盤にギアを上げ、左サイドにおける攻撃の生命線に。交代するまでサボらず、すべてを出し尽くした。
 
MAN OF THE MATCH
11 ドグラス・コスタ　７
崩しの切り札として躍動し、鉄壁の守備陣に風穴を開けるピンポイントパスを連発。完璧なクロスで、チームの１点目をアシストした。
 
14 シャビ・アロンソ　5.5（60分OUT）
時折見せる鋭い縦パスは効果的で、致命的なミスを犯したわけでもない。２点を追う試合状況から、60分にアタッカーとの交代を命じられた。
 
23 アルトゥーロ・ビダル　６
試合を通してプレッシングを敢行し続け、縁の下の力持ちとして機能。闘志を前面に押し出しながら、自身の古巣撃破に貢献した。
 
25 トーマス・ミュラー　７
値千金の同点弾を突き刺せば、丁寧な落としで決勝点を好アシスト。90分までほとんど消えていながら、勝負を分ける決定機な違いを見せつけた。
 
FW
９ ロベルト・レバンドフスキ　6.5
ボヌッチの執拗なマークを外し、73分に１点差に詰め寄るヘディングを決める。苦しい時に結果を出す、まさにエースの面目躍如。
 
交代出場
DF
18 ファン・ベルナト　６（46分IN）
対峙したクアドラードのドリブルに細心の注意を払いつつ、攻撃時はリベリのフォローに奔走。攻守にソツのないプレーを見せた。
 
FW
29 キングスレー・コマン　７（60分IN）
精緻なクロスで同点弾を演出し、110分にダメ押しゴールをゲット。ジョーカーとして申し分のない働きを見せ、逆転劇の立役者となった。
 
MF
６ チアゴ・アルカンタラ　6.5（101分IN）
ピッチに立った直後こそ続けざまにボールを失ったが、108分の決勝点で一躍ヒーローに。ネットにパスをするかのような丁寧な一発だった。
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文：遠藤 孝輔