【バイエルン｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　6.5
ハイクオリティーな攻撃と強靭なスピリットが実を結び、２点のビハインドを見事にひっくり返した。８シーズン連続のベスト８入りは称賛に値する。カウンターへの対応が緩いという課題を改めて露呈したのは反省材料だ。
 
監督 ジョゼップ・グアルディオラ　７
冴えたのは交代策だ。コマンの投入で攻勢を強めるきっかけを作り、延長まで取っておいた“切り札”チアゴで勝負を決めてみせた。裏目に出たのは、ベナティアの先発起用くらい。

【結果＆フォーメーション図】CLラウンド16全試合
 
【バイエルン｜選手採点＆寸評】
GK
１ マヌエル・ノイアー　5.5
キックや飛び出しのミスもあったが、時計の針が進むにつれて安定感がグンと高まった。前半終了間際には３失点を防ぐ好守を披露。
 
DF
５ メディ・ベナティア　５（45分OUT）
微妙なズレが生じがちだったフィードも、２失点目に繋がるモラタへの軽い守備もいただけなかった。弁解の余地がなく、途中交代もやむなし。
 
21 フィリップ・ラーム　６
正確なショートパスでボールを動かし、抜群のポジショニングで味方をサポート。堅実なプレーを心掛け、組織に安定をもたらした。
 
27 ダビド・アラバ　５
クリアミスとボールロストで２失点の原因に。モラタの対応に手を焼くも、CBに移った46分以降は、安定した働きで守備を支えた。
 
32 ヨシュア・キンミッヒ　６
ポグバやモラタとの肉弾戦に勇敢に挑み、最後まで身体を張り続けた。パスミスがほとんどなく、ビルドアップの起点としても◎。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。