守備陣の奮闘をフイにしてしまったハノーファーの低質な攻撃。
【ハノーファー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5
リトリート&カウンターを徹底。しかし、フィニッシュ直前のクオリティーを著しく欠いて、1失点に抑えた守備陣の奮闘に報いるゴールを奪えなかった。泥沼の7連敗(シャーフ新監督就任後は4連敗)を喫する。
監督 トーマス・シャーフ 5.5
自身が好むスタイルとは正反対の堅守速攻を徹底。負傷離脱者が多いチーム事情と相手の質を考えれば、これ以上の結果を指揮官に望むのは酷か。
【試合レポート】ドルトムント 1-0 ハノーファー
【ヘルタ・ベルリン|選手採点&寸評】
GK
1 ロン=ロベルト・ツィーラー 6.5
ロイスの至近距離弾やギュンドアンのミドルを好セーブするなど、最後の砦としての役割を全う。失点シーンは得点者を褒めるべき。
DF
3 ミーコ・アルボルノス 5.5
攻撃参加の回数が少なく、縦のコンビを組んだベックを“援護射撃”するには至らず。時間の経過とともに守備の安定感はアップした。
4 酒井宏樹 5.5
精度が伴わないクロスや繋ぎのパスミスが散見されたが、鋭いインターセプトや顔面ブロックなどで堅守の構築に一役買っていた。
6 ジェイフン・ギュルセラム 5.5
対峙したロイスに自由を与えず、ロングフィードも悪くなかった。ただ、失点場面における中途半端なポジショニングは減点材料に。
24 アレクサンデル・ミロセビッチ 6
試合を通して集中を切らさず、相手が誇る強力攻撃陣の前に立ちはだかる。クロスへの反応が良く、エリア内の番人として存在感を示した。
MF
5 サリフ・サネ 5.5
中盤のスペースを埋め、敵のパスコースを切る作業を怠らなかったが、インサイドハーフとしては攻撃での貢献が物足りなかった。
7 エドガー・プリプ 5.5(72分OUT)
秀逸だったのは、ホフマンに合わせた41分のクロス。守備のタスクを忠実にこなすも、警告を受けていた影響もあって無念の途中交代。
15 アンドレ・ホフマン 5.5
バイタルエリアで目を光らせ続け、献身的な守りを見せた。ただし、ムヒタリアンにあっさりかわされた失点場面の守備は痛恨……。
17 ウッフェ・ベック 6
スピードとドリブルを武器とする速攻の切り札として、とりわけ前半に異彩を放つ。ハノーファーで唯一、得点の匂いを漂わせた。
26 ケナン・カラマン 5
怖さを感じさせたのは、前半終了間際に放ったミドルだけ。守備に奔走する時間がとにかく長く、持ち味をまるで発揮できなかった。
FW
9 アルトゥール・ソビエフ 4.5
ボールの収め所としてもフィニッシャーとしても機能せず。1本のシュートも放てず、終盤はポジションを1列後方へと移された。
交代出場
14 アラン・サン=マキシマン 5(72分IN)
1トップとして途中出場したが、満足にボールに触れられたのはサイドに流れた時くらい。自慢の快足で前線をかき回せなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:遠藤孝輔
チーム 5
リトリート&カウンターを徹底。しかし、フィニッシュ直前のクオリティーを著しく欠いて、1失点に抑えた守備陣の奮闘に報いるゴールを奪えなかった。泥沼の7連敗(シャーフ新監督就任後は4連敗)を喫する。
監督 トーマス・シャーフ 5.5
自身が好むスタイルとは正反対の堅守速攻を徹底。負傷離脱者が多いチーム事情と相手の質を考えれば、これ以上の結果を指揮官に望むのは酷か。
【試合レポート】ドルトムント 1-0 ハノーファー
【ヘルタ・ベルリン|選手採点&寸評】
GK
1 ロン=ロベルト・ツィーラー 6.5
ロイスの至近距離弾やギュンドアンのミドルを好セーブするなど、最後の砦としての役割を全う。失点シーンは得点者を褒めるべき。
DF
3 ミーコ・アルボルノス 5.5
攻撃参加の回数が少なく、縦のコンビを組んだベックを“援護射撃”するには至らず。時間の経過とともに守備の安定感はアップした。
4 酒井宏樹 5.5
精度が伴わないクロスや繋ぎのパスミスが散見されたが、鋭いインターセプトや顔面ブロックなどで堅守の構築に一役買っていた。
6 ジェイフン・ギュルセラム 5.5
対峙したロイスに自由を与えず、ロングフィードも悪くなかった。ただ、失点場面における中途半端なポジショニングは減点材料に。
24 アレクサンデル・ミロセビッチ 6
試合を通して集中を切らさず、相手が誇る強力攻撃陣の前に立ちはだかる。クロスへの反応が良く、エリア内の番人として存在感を示した。
MF
5 サリフ・サネ 5.5
中盤のスペースを埋め、敵のパスコースを切る作業を怠らなかったが、インサイドハーフとしては攻撃での貢献が物足りなかった。
7 エドガー・プリプ 5.5(72分OUT)
秀逸だったのは、ホフマンに合わせた41分のクロス。守備のタスクを忠実にこなすも、警告を受けていた影響もあって無念の途中交代。
15 アンドレ・ホフマン 5.5
バイタルエリアで目を光らせ続け、献身的な守りを見せた。ただし、ムヒタリアンにあっさりかわされた失点場面の守備は痛恨……。
17 ウッフェ・ベック 6
スピードとドリブルを武器とする速攻の切り札として、とりわけ前半に異彩を放つ。ハノーファーで唯一、得点の匂いを漂わせた。
26 ケナン・カラマン 5
怖さを感じさせたのは、前半終了間際に放ったミドルだけ。守備に奔走する時間がとにかく長く、持ち味をまるで発揮できなかった。
FW
9 アルトゥール・ソビエフ 4.5
ボールの収め所としてもフィニッシャーとしても機能せず。1本のシュートも放てず、終盤はポジションを1列後方へと移された。
交代出場
14 アラン・サン=マキシマン 5(72分IN)
1トップとして途中出場したが、満足にボールに触れられたのはサイドに流れた時くらい。自慢の快足で前線をかき回せなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:遠藤孝輔