【移籍専門記者】チェルシーとシティが絶好調イグアインを狙う。ナポリが付けた驚愕の値札は?

カテゴリ:移籍情報

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2016年02月13日

「ゴールの鉱脈」をヨーロッパのメガクラブが黙って見ているはずはない。

1試合・1ゴールのハイペースで得点を挙げ続けるイグアイン。ナポリではいまやマラドーナ以来となる神として崇められる。写真:Alberto LINGRIA

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 ゴンサロ・イグアインのゴールが止まらない。今シーズンはセリエAの24試合で24得点。右足、左足、ヘディング、そしてPKとあらゆる方法でゴールネットを揺らし続けている。ナポリの人々はそんなゴールゲッターを、神のように崇め奉っている。ナポリをこれほどまでに熱狂させたのは、あのディエゴ・マラドーナ以来だ。
 
 イグアインはスクデットから個人記録まで、あらゆるタイトルを手に入れようと目論んでいる。半世紀以上前の1949-50シーズンにグンナー・ノルダール(当時ミラン)が挙げた35ゴールというセリエAシーズン最多得点記録の更新も、このペースなら決して不可能ではない。
 
 そんな「ゴールの鉱脈」を、ヨーロッパのメガクラブが黙って見ているはずはない。チェルシー、そしてマンチェスター・シティは、虎視眈々と獲得のチャンスを窺っている。とくにもし万が一ナポリが来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を逃せば(その可能性は限りなく低いが)、争奪戦は一気に過熱するだろう。
 
 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、イグアインに付けた値札は実に1億ユーロ(約140億円)。かなり強気だ。今夏にもしこの高額をぽんと支払うクラブが現われたら、放出を拒まないだろう。
 
 実はデ・ラウレンティス会長は、夏にイグアインを売却した場合、ジャクソン・マルティネスを後釜に据えようと考えていた。しかしご存知の通り、このコロンビア代表FWは今冬にアトレティコ・マドリーから広州恒大へ移籍。戦略の見直しを余儀なくされている。
 
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 いずれにしても、ナポリにとってはそれよりもまず、目の前の現実に集中することのほうがずっと重要だ。もしスクデットを勝ちとれば、他でもないマラドーナの時代以来26年ぶりの快挙なのだから――。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
※当コラムではディ・マルツィオ氏のオフィシャルサイトにも掲載されていない『サッカーダイジェストWEB』だけの独占記事をお届けします。
 
【著者プロフィール】
Gianluca DI MARZIO(ジャンルカ・ディ・マルツィオ)/1974年3月28日、ナポリ近郊の町に生まれる。パドバ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』に所属する。元プロ監督で現コメンテーターの父ジャンニを通して得た人脈を活かして幅広いネットワークを築き、移籍マーケットの専門記者という独自のフィールドを開拓。この分野ではイタリアの第一人者で、2013年1月にグアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集めている。膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち、しかもしっかり裏が取れるまでは決して情報を出さない。発信するニュースはすべてガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではない。

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