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【ブンデス現地コラム】6連敗を喫したハノーファー。チームの混乱ぶりを物語る酒井宏樹の言葉とは?

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2016年02月12日

名将シャーフを招聘した後半戦は何かが変わるはずだったが…。

マインツ戦で酒井は孤軍奮闘。70分にはアーリークロスでチャンスを演出した。(C)Getty Images

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 相性の良さも追い風にならなかった。ブンデスリーガ20節で最下位ハノーファーは、これまでホームで無敗だったマインツと対戦。しかし、全くいいところなく0-1で敗れ、前半戦から続く連敗を6に伸ばした。

「ヨーロッパカップ!! ヨーロッパカップ!!」

 敗色濃厚となった終盤、ハノーファーのサポーターが送ったのは声援ではない。ヨーロッパリーグに出場した11-12シーズンを懐かしみ、不甲斐ないチームに痛烈な皮肉を浴びせたのだ。彼らの怒りは、すでに限界を通り越していた。

 試合の内容も散々だった。ビルドアップさえままならず、何度もマインツの高速カウンターの餌食になった。ドイツの大衆紙『ビルト』は「ハノーファーのプレーはまるでバレーボールのようだった。3本パスを繋いだら、マイボールをあっさり敵に渡してしまうのだから」と酷評。守護神ロン=ロベルト・ツィーラーも「最悪の状況」と危機感を募らせる。

 開幕から下位を彷徨い、浮上のきっかけを掴めなかったミヒャエル・フロンツェックに代わって、名将トーマス・シャーフを招聘したのが昨年の12月。マルティン・バーダーCEOは「この冬のベストの補強」と胸を張り、後半戦は何かが変わるはずだった。
 
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