「勝者のメンタリティ」が身についたか
分かりやすい話だったから、率直に感じたことを黒田監督に伝えてみた。「似ているようで異なるチャレンジとギャンブルの違いを突き詰めて理解できる選手が、『勝者のメンタリティ』を持てるのかなと、練習を見て、監督の話を聞いて、感じました」と。
「そうそう、そういうことです。子どもの頃、『怖がらずにチャレンジしろよ』と多くの選手が言われてきたと思います。もちろん、それは素晴らしい指導です。
でも大人になるにつれて、それがいつしか、誰も推奨できない自分勝手なギャンブルに変わってしまっているのに、『いや、チャレンジだから仕方がないでしょ』という逃げ道を作ってしまうと、チームでやるべきことが徹底されなくなります。
だから、そこのすみ分けは厳しくやらないといけない。ギャンブルの数が多ければ多いほど、チームには不確定要素ばかりが増えて、確定要素が増えてこない。みんなが分かるプレーを、しっかりと全員で共有することが重要です」
では、前半戦で勝点46を稼ぎ、首位でシーズンを折り返した町田には、「勝者のメンタリティ」が身についてきたのだろうか。
「そうそう、そういうことです。子どもの頃、『怖がらずにチャレンジしろよ』と多くの選手が言われてきたと思います。もちろん、それは素晴らしい指導です。
でも大人になるにつれて、それがいつしか、誰も推奨できない自分勝手なギャンブルに変わってしまっているのに、『いや、チャレンジだから仕方がないでしょ』という逃げ道を作ってしまうと、チームでやるべきことが徹底されなくなります。
だから、そこのすみ分けは厳しくやらないといけない。ギャンブルの数が多ければ多いほど、チームには不確定要素ばかりが増えて、確定要素が増えてこない。みんなが分かるプレーを、しっかりと全員で共有することが重要です」
では、前半戦で勝点46を稼ぎ、首位でシーズンを折り返した町田には、「勝者のメンタリティ」が身についてきたのだろうか。
「どうだろう、シーズン終了後に振り返って、どう評価できるか、ですね。前節の栃木戦(1-1)でも『まだまだだな』と感じたところもある。例えば、失点シーンみたいに2枚のセンターバックどちらも触りにくい絶妙なクロスが入ると、やられてしまう。
クロスは、だいたい9割くらいはヘディングでクリアできるから、『これで良かった』と思ってしまい、やられていないからこそルーズになった。やられてみないと分からなかったりするけど、でもだからこそ、追い求め続け、さらに落とし込んでいかないといけない」
追い求め続けるからこそ、4対2のパス回しを終えたあと、黒田監督は語気を強めて熱く指導したという。首位に立っても、後半戦に向けて慢心がないどころか、さらなる伸びしろも感じさせたワンシーンだった。
取材・文●志水麗鑑(フリーライター)
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