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【インタビュー】ジェローム・ボアテング「ペップの下で“世界最高のディフェンダー”になりたい」

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ワールドサッカーダイジェスト編集部

2015年12月04日

ペップの下ではクラシカルなディフェンダーじゃダメなんだ。

ハードな対人守備はもちろん、ビルドアップ能力の高さも際立つボアテング。最終ラインからの組み立てを強く意識していると語った。(C)Getty Images

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――敵の攻撃を防ぐだけでなく、最終ラインからビルドアップの起点にもなれる君のプレースタイルは、とても現代的だ。ユース時代に身に付いたもの?
 
「今の役割がとても気に入っているんだ。能力的にも適していると思う。若い頃はボールを持つとゴールを狙ってよく攻め上がっていたけど、今はまず最終ラインからの組み立てを意識しているよ。僕たちディフェンダーが正確なビルドアップができれば、中盤と前線は高い位置をキープできるしね」
 
――オールラウンドな能力はどんなスポーツでも大事だけど、現代サッカーではますますそれが大事になっていると思わない?
 
「大事だね。とくにペップ(グアルディオラ監督)の下でプレーするには、守るだけのクラシカルなディフェンダーじゃダメなんだ。守備はもちろん、攻撃での貢献も求められる。正直、簡単な要求ではない。でも、すべては僕の成長次第だ。世界最高のディフェンダーになるためには必要なことだと思う」
 
――具体的に、ペップは君をどう成長させてくれている?
 
「ビデオセッションや1対1の話し合いで彼は、『君は勇敢だ』と何度も強調してくれてね。ペップは常に新しい能力を発掘するための練習を取り入れ、それを実際に試合で発揮させる達人さ。彼は絶対に選手たちの頭を混乱させたままにはしない。新しいプレースタイルや技術は、そういった明確なトレーニングの反復から生まれるんだ。アスリート冥利に尽きる毎日だよ」
 
――以前、君は「代表チームが成長するためには、僕みたいな攻撃的なディフェンダーをシステムに組み込み、さらに個々の成長が必要だ」って言ったでしょ? その真意は?
 
「僕だけじゃないよ。何人かが同じことを思っていたんだ。今の代表チームのシステムと僕ら選手は完全に適合できているし、何より互いにリスペクトし合っている。何があっても関係が壊れたりしないさ」

バイエルンで師事するグアルディオラ監督(左)を激賞。その指導法や要求を、目標の「世界最高のディフェンダー」に成長するうえでポジティブに捉えている。(C)Getty Images

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