JORDI Alba
ジョルディ・アルバ
背番号18/DF/スペイン代表/1989年3月21日生まれ/170センチ・68キロジョルディ・アルバの幼少時代は、ちょうどヨハン・クライフ監督率いるドリームチーム時代全盛。バルセロナの郊外オスピタレット・デ・ジョブレガットに生まれたジョルディが、バルセロニスタになったのは、いわば当然の流れだった。
憧れの選手は同じくレフティーだったフリスト・ストイチコフ。父親は地元のラジオ局でボランティアをしており、その局の廊下で2つ上の兄ダビッドと一緒にサッカーボールを蹴って遊んでいた。「あいつらは何度注意されても止めないんだ」と当時のラジオ関係者は笑って振り返る。
バルサのカンテラには9歳で入団したが、16歳でクビを宣告された。しかし、スペイン代表デビューを果たすなどバレンシアで台頭し、12年夏に再び愛するブラウ・グラナに戻ってきた。
性格的には、気取ったところがまるでない。「今でも幼馴染みの友達と一緒にプレステで遊ぶし、学生の時の友達と映画を見にいったり、ショッピングモール内のレストランで食事もする。バルサでプレーしていても、僕は何も変わらないよ」と語る。
そんなジョルディが幼少の頃に大好きだったのが、「キャプテン翼」だ。その関係もあって大の親日家で、今夏には日本の八戸で東日本大震災で被災した子供達を招いてのサッカーキャンプを行なった。その際には家族や恋人を連れて浅草や銀座などの散策も楽しんだ。今回の日本再訪も心待ちにしている。