覇権奪回を目指すシティ 今夏の最大の補強は?
【マンチェスター・シティ】
2014-15シーズン 2位
(※選手の獲得・退団など移籍に関する情報は8月7日現在)
Q1)今夏の最大の補強は?
■ラヒーム・スターリング/ウイング・FW
大黒柱のシルバが来年1月で30歳の大台に乗り、加えてJ・ナバス以外に瞬発系のタレントが不在だった2列目に、スピードと若さを注入する補強。
さっそくプレシーズンマッチでゴールを決めるなど仕上がり具合、周囲との連携も上々で、開幕から主力としての活躍が期待できそうだ。
Q2)今夏の最大の損失(退団選手)は?
■ジェームズ・ミルナー/MF
個性派が揃うタレント集団にあって、犠牲精神に溢れ、複数のポジションをハイレベルにこなす利便性も備えた希少な「チームプレーヤー」だっただけに、失ったダメージは小さくない。
故障離脱者が続出するような有事の際に、どれだけ重要な戦力だったかを再認識することになるだろう。
Q3)移籍市場が閉じる9月1日までに、チームはどの程度変わる?
現時点での陣容完成度は、6~7割程度だろう。
刷新の可能性が低くないのは、大金を用意してデ・ブルイネの引き抜きを狙うトップ下。ヴォルフスブルク側に売却の意志はなく交渉は難航しているものの、デ・ブルイネ本人はプレミア再挑戦を完全に否定しておらず、獲得の芽はまだ残されている。
ゼコの退団が決まったCFも、2年目のボニ以外に計算できるバックアッパーが不在。高齢化が進む両SBを含め、新たなレギュラークラスを迎えるシナリオは十分に考えられる。
Q4)成否(優勝する・しない)を左右するファクターは?
■ペレグリーニ監督のマネジメント力
チーム全体に停滞感が漂い、優勝した2年前の爆発力や覇気が感じられなかった昨シーズンは、指揮官のマネジメント力に大きな疑問符がついた。
一時は解任説が取り沙汰されながらも結局は続投に落ち着き、選手からもペレグリーニへの信頼を口にするコメントが聞こえてくるとはいえ、スタートで躓けば再び周辺が慌ただしくなるだろう。
個性派揃いのチームを掌握し、しっかりモチベートできるかどうか。改めて真価が問われるシーズンだ。
■エリアキム・マンガラ
お世辞にも盤石とは呼べなかった守備ブロックのクオリティ向上へ、大きな鍵を握るのが2年目を迎えたフランス代表CBだ。
そのポテンシャルを半分も発揮できなかった昨シーズンの二の舞を演じるようなら、覇権奪回は難しくなるだろう。
Q5)優勝確率はズバリ、何%?
■65%
最大のライバルと目されるチェルシーと比べて、懸念材料が多い。
マンC プレシーズンPHOTOギャラリー
2014-15シーズン 2位
(※選手の獲得・退団など移籍に関する情報は8月7日現在)
Q1)今夏の最大の補強は?
■ラヒーム・スターリング/ウイング・FW
大黒柱のシルバが来年1月で30歳の大台に乗り、加えてJ・ナバス以外に瞬発系のタレントが不在だった2列目に、スピードと若さを注入する補強。
さっそくプレシーズンマッチでゴールを決めるなど仕上がり具合、周囲との連携も上々で、開幕から主力としての活躍が期待できそうだ。
Q2)今夏の最大の損失(退団選手)は?
■ジェームズ・ミルナー/MF
個性派が揃うタレント集団にあって、犠牲精神に溢れ、複数のポジションをハイレベルにこなす利便性も備えた希少な「チームプレーヤー」だっただけに、失ったダメージは小さくない。
故障離脱者が続出するような有事の際に、どれだけ重要な戦力だったかを再認識することになるだろう。
Q3)移籍市場が閉じる9月1日までに、チームはどの程度変わる?
現時点での陣容完成度は、6~7割程度だろう。
刷新の可能性が低くないのは、大金を用意してデ・ブルイネの引き抜きを狙うトップ下。ヴォルフスブルク側に売却の意志はなく交渉は難航しているものの、デ・ブルイネ本人はプレミア再挑戦を完全に否定しておらず、獲得の芽はまだ残されている。
ゼコの退団が決まったCFも、2年目のボニ以外に計算できるバックアッパーが不在。高齢化が進む両SBを含め、新たなレギュラークラスを迎えるシナリオは十分に考えられる。
Q4)成否(優勝する・しない)を左右するファクターは?
■ペレグリーニ監督のマネジメント力
チーム全体に停滞感が漂い、優勝した2年前の爆発力や覇気が感じられなかった昨シーズンは、指揮官のマネジメント力に大きな疑問符がついた。
一時は解任説が取り沙汰されながらも結局は続投に落ち着き、選手からもペレグリーニへの信頼を口にするコメントが聞こえてくるとはいえ、スタートで躓けば再び周辺が慌ただしくなるだろう。
個性派揃いのチームを掌握し、しっかりモチベートできるかどうか。改めて真価が問われるシーズンだ。
■エリアキム・マンガラ
お世辞にも盤石とは呼べなかった守備ブロックのクオリティ向上へ、大きな鍵を握るのが2年目を迎えたフランス代表CBだ。
そのポテンシャルを半分も発揮できなかった昨シーズンの二の舞を演じるようなら、覇権奪回は難しくなるだろう。
Q5)優勝確率はズバリ、何%?
■65%
最大のライバルと目されるチェルシーと比べて、懸念材料が多い。
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