8月8日にプレミアリーグが開幕! 岡崎慎司、吉田麻也はスタメン出場できるのか?

カテゴリ:ワールド

田嶋コウスケ

2015年08月07日

岡崎慎司――起用法は今ひとつ定まらず、「考えながらプレーしている」状態。

昨季はウジョアとヴァーディーのコンビで連係を築いたレスターの攻撃陣。岡崎はラニエリ監督の戦術に当てはまるピースとなるだろうか。

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 欧州の2015-16シーズンは、すでに柿谷曜一朗(バーゼル)がプレーするスイスリーグ、南野拓実(ザルツブルク)がプレーするオーストリアリーグが開幕しているが、主要リーグもいよいよ戦いの火蓋が切って落とされる。
 
 イングランド・プレミアリーグは8月8日に開幕。プレミア初挑戦の岡崎慎司、在籍4年目になる吉田麻也というふたりの日本人選手は、果たして開幕のピッチにスタメンとして立つことはできるのだろうか。現地在住ライターがその可能性を探る。
 
――◆――◆――
 
【岡崎慎司 出場試合】
プレミアリーグ1節
レスター サンダーランド
8月8日(土)/15:00(日本時間23:00)/キングパワー
 
ポイント1)
プレシーズンでのパフォーマンス、開幕へ向けての仕上がりは?
 
 プレシーズンに行なわれた5試合のうち、岡崎は4試合に出場。試合を重ねるごとにコンディションを上げ、プレミアリーグ開幕前のラストマッチとなったバーミンガム戦(イングランド2部)では待望のファーストゴールを記録した。味方が速いクロスボールを入れてくると素早く察知した岡崎は、ニアサイドに飛び込んでヘディングシュートを叩き込んだ。初ゴールは周囲との連係が少しずつ深まってきた証だろう。
 
 だが岡崎の起用ポジションは、2トップの一角、3トップの右FW、トップ下と固定されず、本人曰く「まだ考えながらプレーしている」状態だ。
 
 1トップとしてプレーしたマインツと違い、中盤まで降下してパスワークに参加したり、トップ下と流動的にポジションをチェンジしたりと、戦術タスクが増えたあたりも消化しきれていない印象を受ける。イングランド特有と言える激しい当たりに苦戦するシーンもあり、“適応期間”の意味合いの強いプレシーズンになった。
 
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