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東京五輪代表22人のW杯アジア最終予選でのリアルな戦力評価。欧州移籍を叶えた田中、三笘、林らの位置づけは…

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年08月11日

【GK】全6試合フル出場の谷は9月招集の可能性が十分

東京五輪に臨んだU-24日本代表。次なる戦いの舞台はW杯アジア最終予選へ。(C) JFA

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 惜しくも4位に甘んじた東京五輪が終わり、選手たちは所属クラブに戻ってリスタートを切った。悲願だった53年ぶりのメダルは取れなかったものの、彼らには「東京経由カタール行き」という目標がまだ残されている。

 9月から始まる2022年カタール・ワールドカップ アジア最終予選では、多くの選手がいわゆる“個人昇格”を果たし、戦力として活躍することが求められる。

 そこで、東京五輪でのパフォーマンスを基に、登録メンバー22人のA代表における現時点での位置づけを個別に評価した。

――◆――◆――
 
※重要戦力=◎、招集有力=○、バックアップ=△

【GK】
大迫敬介(サンフレッチェ広島)=△

 コロナによる五輪1年延期がなければ、正守護神としてピッチに立っていただろう。今回は出場なしに終わり、ゼロからの再出発を強いられる。広島で傑出した働きを見せて、同じ国内組の権田修一(清水)より高い評価を得ることがA代表入りの絶対条件だ。

谷 晃生(湘南ベルマーレ)=○
 全6試合フル出場し、俊敏な反応と守備範囲の広さを披露。ニュージーランド(NZ)戦のPK戦では獅子奮迅の働きを見せるなど、一気に評価を挙げた。東京世代GKのA代表昇格を望む声も高く、その筆頭に躍り出た。9月の招集は大いに可能性がありそうだ。

鈴木彩艶(浦和レッズ)=△
 バックアップメンバーから試合出場可能な状態にはなったが、結局は出番がなかった。それでもまだ18歳で潜在能力と伸びしろは大迫や谷をしのぐものがある。浦和でコンスタントに試合出場を重ねて、1年3か月後のカタールの大舞台を狙いたい。

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