[J1・9節]FC東京1-0広島/4月30日/味スタ
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
守備から入り相手の持ち味を消す戦い方は狙い通りだろう。ただ、勝ったとはいえ、太田の個人技やセットプレーを除けば、ゴールの匂いがあまりしなかった。
【FC東京 1-0 広島 PHOTO】丸山が拮抗した試合に終止符! J1初ゴールで勝利に導く
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 7 MAN OF THE MATCH
42分に塩谷のFKを片手でファインセーブ。さらに56分にも工藤のシュートも片手でストップと、称賛すべき活躍を披露した。この守護神の神掛かり的なプレーがなければチームは勝てていなかった。
DF
22 徳永悠平 6
25分にタイミングのいいオーバーラップから決定機を演出。状況判断に優れ崩される場面もほとんどなく、右サイドに落ち着きをもたらしていた。
3 森重真人 6
相手に背後を取られず、1対1でも強さを見せる。この日は最終ラインの要として存在感を示していただけに、及第点には届くはずだ。
5 丸山祐市 6.5
身体を張ってピンチの芽を摘みつつ、鋭い縦パスで局面を前に動かす。しかも68分に値千金の決勝弾と勝負どころで良い仕事をした。
6 太田宏介 6.5
前半アディショナルタイムのFKは惜しくもバーを直撃。後半も左サイドからの攻め上がりで敵の脅威になり、CKから先制点のきっかけを作った貢献度は評価に値した。
MF
8 髙萩洋次郎 6
古巣・広島との対決。中盤でボールを捌き、豊富な運動量で前線に何度も顔を出した。連戦の疲れを見せず、だいぶタフに戦っていた。
10 梶山陽平 6(61分OUT)
前効果的なパスを前線に出せたかと言えば疑問符が付くが、巧みなポジショニングでバランスを取り、51分には際どいヘディングシュート。悪くない出来だろう。
17 河野広貴 5.5(65分OUT)
守備意識が高かった分、オフェンスへの関与が少なかった印象。独特のアクセントとなる“キレキレのドリブル”を見たかったが……。
38 東 慶悟 6
左サイドでコンビを組んだ親友・太田との連係は光った。25分のヒールショットはゴールにならなかったものの、いくつか見せ場は作った。