ベルギー戦では「個のクオリティー」の差を見せつけられた。
パリの同時多発テロ事件にフットボール界も巻き込まれ、騒然となった今回の国際Aマッチウィーク。イタリア代表は13日にブリュッセルでベルギー、17日にボローニャでルーマニアと対戦し、1分け1敗という成績に終わった。
アントニオ・コンテ監督率いるアッズーリが、半年後のEURO2016で結果を出せるだけの実力を備えているか、まだ楽観できる状況にはない――。この2試合の戦いぶりが与える印象を端的に言うと、そんなところだろう。
FIFAランキング1位のベルギーとの試合は1-3の敗戦。開始3分に先制したものの、その10分後にCKから同点にされ、それから後半半ば過ぎまではなんとか渡り合ったが、終盤には力の差を見せつけられるという展開だった。
明らかだったのは「個のクオリティー」の差。イタリアは組織的なプレッシングが機能し、チームとして戦えた70分あたりまでは、ほぼ互角の戦いを見せた。後半の立ち上がりにはエデルのシュートがクロスバーを叩くなど、勝ち越しのチャンスも作っている。
しかし終盤になって陣形が間延びしてくると、ケビン・デ・ブルイネ、エデン・アザール、ヤニック・カラスコといったテクニシャンの個人技に振り回され、一方的に押し込まれて3失点(74分、82分、87分)を喫する結果となった。
個人能力という意味では、コンテ監督は常々こう口にしてきた。
「大きな違いを作り出すタレントがいない以上、チームとしての結束と連携を高めていく以外に道はない」
ユベントスを率いた当時(2011~14年)から、攻守ともにシステマチックな戦術パターンをチームに浸透させ、組織的な連携で違いを作り出すのがコンテ監督の流儀だ。
アントニオ・コンテ監督率いるアッズーリが、半年後のEURO2016で結果を出せるだけの実力を備えているか、まだ楽観できる状況にはない――。この2試合の戦いぶりが与える印象を端的に言うと、そんなところだろう。
FIFAランキング1位のベルギーとの試合は1-3の敗戦。開始3分に先制したものの、その10分後にCKから同点にされ、それから後半半ば過ぎまではなんとか渡り合ったが、終盤には力の差を見せつけられるという展開だった。
明らかだったのは「個のクオリティー」の差。イタリアは組織的なプレッシングが機能し、チームとして戦えた70分あたりまでは、ほぼ互角の戦いを見せた。後半の立ち上がりにはエデルのシュートがクロスバーを叩くなど、勝ち越しのチャンスも作っている。
しかし終盤になって陣形が間延びしてくると、ケビン・デ・ブルイネ、エデン・アザール、ヤニック・カラスコといったテクニシャンの個人技に振り回され、一方的に押し込まれて3失点(74分、82分、87分)を喫する結果となった。
個人能力という意味では、コンテ監督は常々こう口にしてきた。
「大きな違いを作り出すタレントがいない以上、チームとしての結束と連携を高めていく以外に道はない」
ユベントスを率いた当時(2011~14年)から、攻守ともにシステマチックな戦術パターンをチームに浸透させ、組織的な連携で違いを作り出すのがコンテ監督の流儀だ。
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