熊崎敬 新着記事

【現地発】内容で圧倒したのに…悔いの残る敗北を喫した世界王者ドイツ

 史上最多4度目の優勝を狙ったドイツが、開催国フランスとの準決勝で敗退した。  事実上の決勝戦とも称されたこの一戦、ドイツには不安材料があった。CBフメルスが出場停止、MFケディラとFWゴメスが故... 続きを読む

【現地発】“負け犬”ウェールズを「大成功」に導いた3つの要素

 初出場国ウェールズが、ついに力尽きた。  前半は互角に近い展開を見せたが、50分にCKからC・ロナウドに先制を奪われると、3分後にもナニに追加点を献上。この時点で勝負は、ほぼ決した。  グループリ... 続きを読む

【現地発】15年来の育成の賜物――躍進アイスランドの物語は終わらない

 初出場アイスランドの冒険は、ベスト8で終止符が打たれた。  前半で4-0と勝負は早々と決まってしまったが、そうなったのも無理はない。  スタメンは過去4試合と全く同じ。選手層が薄いこともあって同じ... 続きを読む

【現地発】拙攻拙守、足を引っ張る監督……自滅した“タレント集団”ベルギー

 FIFAランキング2位、優勝候補の一角にも挙げられるベルギーが、初出場のウェールズに屈した。  先制しながら、1-3の逆転負け。ウェールズは代表チーム史上最高のゲームをやってのけたが、ベルギーと... 続きを読む

【EURO2016】「タレント」以外には何もなかったスペインが喫した必然の敗北

 史上初となる3連覇の夢は、イタリアに打ち砕かれた。  グループステージ3戦目でのクロアチア戦に続く敗戦。これは、黄金時代の終焉を告げる敗戦になるかもしれない……。  2... 続きを読む

進化するドイツの根幹をなす「勤勉さ」と「駆け引きの上手さ」

 3-0で危険な挑戦者スロバキアを圧倒。ドイツの完勝と言って良い試合だった。  2年前のブラジル・ワールドカップから続くドイツの強さは、勤勉で肉体的資質に恵まれたドイツ人が、スペインのように器用に... 続きを読む

ウェールズを苦しめた、「アンダードッグ」から“強者”への変化

 ウェールズと北アイルランドによる「英国ダービー」は、前者「レッドドラゴン」に凱歌が上がった。  今、私は試合直後の記者席で本稿を書いているが、パルク・デ・プランスはウェリッシュの、美しくも力強い... 続きを読む

【EURO2016】相手GKを退けさせたウェールズが誇るスーパースター、ベイルの名声

 4分のアディッショナルタイムが終わり、ノルウェー人の主審がウェールズの歴史的勝利を告げる笛を吹く。その瞬間、スタジアムのスクリーンには、拳を握って天に向かって絶叫するガレス・ベイルの雄姿が大き... 続きを読む

【浦和】広州打倒! 「本物」のサポーターの熱が勝利を呼び込む

 強烈な外国人を擁する王者、広州恒大を下して、浦和がグループリーグ2位に浮上した。  終盤、相次いで迎えた追加点のチャンスを逃し、守っても決定的なピンチを何度か迎えた。内容はもうひとつ。だが、浦和... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】背中で敵を圧倒する21歳 鹿島のカイオが見せた強烈な存在感

 引き分けに終わった序盤戦の上位対決、内容では鹿島が終始、ホームの川崎を圧倒した。  後半、土居が相次ぐチャンスを外しただけに、鹿島としては勝点2を失った気分だろう。だが結果はともかく、昨季途中の... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】スペクタクルな日本の「走られすぎる」落とし穴

 5つのゴールが飛び出し、ハリルホジッチ監督が記者会見で「スペクタクル」という言葉を連呼したシリア戦。それは日本代表が弱点を露呈したゲームでもあった。  終盤の3ゴールによって日本はシリアを突き放... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】生真面目な日本人が見せた巧妙なリズムの変化

 5ゴールが決まったアフガニスタン戦について、ハリルホジッチ監督は「美しい勝利」と自賛した。だがサッカーに集中できない相手の国情を考えれば、「順当勝ち」が妥当ではないだろうか。 【PHOTOハイラ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】李忠成の「見えないアシスト」と岐路に立つ遠藤航

 湘南がこれほど何もできずに敗れ去るのは珍しい。 チケットが完売となったBMWスタジアムの一戦、印象に残ったのは浦和の強さばかりだった。  浦和は計算されたパスワークで中盤を制圧した。 最前線から... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】守りながら威圧する「小倉ンパス」のしたたかさ

 取って取られて、また取って――。 5ゴールが飛び交った等々力での一戦は、折からの寒さを忘れさせる大熱戦だった。【J1 PHOTOハイライト】川崎 3-2 名古屋 ゲームが白熱したのは、異なるスタイル... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】鹿島が示す「当たり前」を徹底することの大切さ

 敵地でのG大阪戦に続く「イチゼロ」。鳥栖を退け、鹿島が開幕2連勝を飾った。  遠藤、山本、金崎ときれいにつないだFKからのゴールを除けば、決定機はわずか。終盤は突き放すどころか自陣に押し込まれた... 続きを読む

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