小宮良之 新着記事

【小宮良之の日本サッカー兵法書】西野監督にとっての「ベストな23人」は大舞台で何を見せられるか!?

 5月31日、日本代表がロシア・ワールドカップに向けたテストマッチのガーナ戦で0-2と完敗した翌日、大会に挑む23人のメンバーが、西野朗監督の口から発表された。  技術委員長という、本来ならヴァイ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】節制も断食も効果は人それぞれ…単純ではない選手の「食事」事情

 一般人にとってそうである以上に、サッカー選手にとっての「食事」は、生活における基本と言えるだろう。 「身体が資本」の仕事だけに、正しい栄養摂取は欠かせない。そのため、管理栄養士が食事面をサポート... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】 最高峰リーグのトレンドは“ぶっつけ本番”の日本代表にも有用だ!

 今シーズン、世界最高峰のリーグ、リーガ・エスパニョーラでシステムの潮流となったのは、4-4-2である。  これは「原点回帰」に近いだろう。一時、2トップは否定され、1トップ、もしくは3トップが全... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリルホジッチに「NO」を突き付けたこの国に根付くスタイルは!?

 戦術が適合するかどうか。  それには、民族性、国民性、地域性のようなものが強く影響している。  例えば、1950年代後半、スペインで一世を風靡した指揮官がいた。エレニオ・エレーラという監督で、19... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】「平常心」「冷静さ」が限界突破の可能性を奪ってしまうことも!?

「アルゼンチンと戦う時には、『メッシを激しく削るな』が合い言葉だった。なぜなら、挑発するようなプレーをすると、“目覚めてしまう”からね。決して、メッシを起こしてはならなか... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】 ポゼッションスタイルでゴールを奪うために絶対不可欠なもの

 先週のチャンピオンズ・リーグ準決勝、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーの第1レグ。立ち上がりから試合を押し気味に進めていたのは、ホームのバイエルンだった。  マドリーはマンマークに近いプレ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】バルサが抱えるジレンマ…「ラ・マシア」は機能していないのか!?

 欧州サッカーシーズンは佳境に入っているが、先日はバルセロナのユースチームが、UEFAユースリーグで決勝に進出した。  これは、チャンピオンズ・リーグに出場しているクラブのユースチームによるコンペ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】“模範とすべき”イニエスタのバルサでの雄姿を目に焼き付けよ!

 4月21日(現地時間)に行なわれるコパ・デル・レイ決勝(対セビージャ)の後、アンドレス・イニエスタがバルセロナ退団を発表することが決定的になった。  2002年12月21日のマジョルカ戦でトップ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】スペイン発:意見の“潰し合い”でなく“ぶつけ合い”のススメ

『ワールドサッカーダイジェスト』のジャーナル連載を担当して20年目(確かこの春で)になるスペイン人評論家、ヘスス・スアレスは、サッカーに対する熱量が多い男だろう。 「もっと良い蹴り方があるぞ!」  ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】善と悪、正解と不正解、運と不運…全てが曖昧模糊なピッチの上

 先日、知り合いから、子どもについての進路相談があった。来年に大学受験を控え、将来を模索しているのだという。スポーツマスコミにも興味があるようだ。  何が必要なのか?  どうあるべきで、どうやったら... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】一昨年には熟成していたものが…戦術的退化が顕著だったマリ戦

 3月23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いる日本代表は、アフリカのマリと対戦し、1-1で引き分けた。  先制されながら、最後の最後でプレーで追いついた点は、評価すべきなのだろう。その意味で... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】天才、野心家…黄金世代を生み出す「触媒」は今度も出現するか!?

「選手を成長させるのは選手」  それは、ひとつの不文律だろう。世代ごとに、好選手がひとかたまりで生まれる。それは、ライバルの存在に刺激を受け、成長を遂げた結果だといわれる。  高いレベルで、お互いが... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】メッシとシュート練習をしたGKは…名手がもたらす相乗効果

 コパ・デル・レイ準決勝、バレンシア戦でのこと。バルセロナのゴールマウスを守るオランダ代表GKヤスパー・シレッセンは、至近距離からのシュートを防ぐなど、ハイレベルのセービングで勝利に貢献した。  ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】良い選手はどこから、どのようにして生まれるかを改めて考える

 どのような育成環境から、優秀な選手は生まれ育つのか?  一概に言い切るのは難しい。  例えば、環境面を整える、というのは正攻法だろう。ただし、テクニカルな選手は必ずしも、ハード面に恵まれた施設で育... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】日本に該当者は何人!? 世界で争奪戦が繰り広げられる希少な人材

世界的に一番不足しているポジションは、「左利きのCB(センターバック)」かもしれない。  欧州や南米では、左CBには左利きを起用するのが通例になっている。  左CBは右足でボールを晒した時、わずかな... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ