サッカーを始める女の子たちに夢を与えることができた
 ヤングなでしこは悲願のU-20ワールドカップ初制覇を、内容と結果の両輪をグイグイと回しながら達成した。池田は「選手たちやスタッフと一緒に成長できた。上手く導いてあげれば結果を出してくれるものだとか、本当に学ぶことが多かったですね。大事な年代の選手強化に携わる責任感。それがものすごく感じられた、充実した1年半でした」と感慨深げに語り、教え子たちにはこんなメッセージを残した。
 
「これからはもちろん、なでしこジャパンにどれだけ食い込んでいけるかになっていきます。それぞれのストロングをさらに伸ばして、そこに自信を持ってやってほしい。臆せずにどんどんチャレンジしてほしいですね。一段とスピードとパワーが上がるなかで、彼女たちがどこまで力を出せるのか。本当に楽しみにしています。2年後(東京五輪)? たくさん入っていってほしいですけどねぇ」
 
自身の今後は、まだ決まっていない。ただ、「国を背負って戦う責任感というのはすごく感じられたし、素晴らしい経験でした。継続性が大事だと考えていますし、自分が経験したことを伝えていく義務や責任もある。発信していかなければならない」とだけ話した。
 
                                    
			
						「これからはもちろん、なでしこジャパンにどれだけ食い込んでいけるかになっていきます。それぞれのストロングをさらに伸ばして、そこに自信を持ってやってほしい。臆せずにどんどんチャレンジしてほしいですね。一段とスピードとパワーが上がるなかで、彼女たちがどこまで力を出せるのか。本当に楽しみにしています。2年後(東京五輪)? たくさん入っていってほしいですけどねぇ」
自身の今後は、まだ決まっていない。ただ、「国を背負って戦う責任感というのはすごく感じられたし、素晴らしい経験でした。継続性が大事だと考えていますし、自分が経験したことを伝えていく義務や責任もある。発信していかなければならない」とだけ話した。
 池田はスペインとの決勝戦のあと、テレビのフラッシュインタビューで名言を残している。
 
“女子サッカー界に貢献できて嬉しいです。そしてこの優勝によって、これからサッカーを始める女の子たちに、少しは夢を与えることができたんじゃないかと思います”
 
あんな心を揺さぶる熱いメッセージが、咄嗟に出てくるものだろうか。
 
「いや、あれは優勝したら言おうと思ってました(笑)。まだまだ女子サッカーは普及をしていかないといけないし、伝えたいことのひとつでしたから。ああいう場所で発信できたのは良かったかなと思います」
 
どこまでも誠実で正直な“熱男”である。
 
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
“女子サッカー界に貢献できて嬉しいです。そしてこの優勝によって、これからサッカーを始める女の子たちに、少しは夢を与えることができたんじゃないかと思います”
あんな心を揺さぶる熱いメッセージが、咄嗟に出てくるものだろうか。
「いや、あれは優勝したら言おうと思ってました(笑)。まだまだ女子サッカーは普及をしていかないといけないし、伝えたいことのひとつでしたから。ああいう場所で発信できたのは良かったかなと思います」
どこまでも誠実で正直な“熱男”である。
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