バイブル『キャプテン翼』から伝えたい3つの教え
指導面で重視しているのは「技術」だ。
「練習でもほとんど技術の練習をしています。やっぱり技術がないと40歳になってもサッカーを楽しめないので。一方で育成指導には勝利と成長、どちらが優先するかという議論もありますが、サッカーは勝負事なので勝たなくてもいい、という考えは持っていません。勝負を続けていく中で育成に必要なものもついてくるという考えでいます」
勝負にこだわりつつ成長も遂げる。お手本として勧めているのが『キャプテン翼』だ。
「選手たちには『キャプテン翼』を読むように勧めています。あれこそがバイブルだと。なにか困ったことがあったら、『キャプテン翼』に立ち戻るように言っています。作品から教えたいことは3つあります。まず翼くんは勝つ。そして絶対に諦めない。そして必殺技というのもテーマにしています。なにも必殺技をマスターしろというわけではなく、応用がきくように基礎練習をしっかりして、そしてチームで協力し合うということを伝えたいんです」
技術を重視している点はトップチーム、女子チームと同じだ。
「ボールを止める、蹴る、運ぶ。この点を大切にすることはトップチームとイメージを合わせてはいます。ただ、トップとアカデミーではレベルがまったく違うので同じようなサッカーで戦うことはできませんが」
課題としては、現在所属している高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ(東京都)3部(T3)からの昇格だ。決して勝利至上主義というわけではないが、2016年以来ずっとT3である現状を変えることで、よりハイレベルなプレー環境をもたらしたいと考えている。
「練習環境には本当に恵まれているので、しっかり勝つことも求めていきたいんです。時には自分たちが目指すサッカーをかなぐり捨ててでも勝ちに行くべきときもある。より上のカテゴリでプレーできるようになれば周囲の選手たちに対する評価も上がっていきますから」
岩本義弘GMは近い将来ユースチームの設立を考えている。実現すれば、滝口監督にももう一つやりがいが増える。
「アカデミーからトップチームに選手を上げていくというのは、クラブの理想の形だと思います。選手たちにも明確な目標ができますし、今と違ったやりがいや喜びができます。南葛SCには“葛飾から世界へ”という合言葉がありますが、ゆくゆくはアカデミーから世界的なプレイヤーを輩出したいですね」
トップチームだけでなく、女子にもジュニアユースにも、各現場にはそれぞれの夢がある。もちろん苦労もあるが、夢に向かって真剣に取り組める。サッカーを通して人として成長できるチャンスがある。それだけで南葛SCというクラブの存在意義の大きさがうかがえるというものだろう。
※このシリーズ了
取材・文●伊藤 亮
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<お知らせ1>
南葛SCをスポンサードするKLabが運営するスマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』では、8月6日(金)より南葛SCのユニフォームがゲーム内アイテムとして登場します。
アイテムは8月6日(金)16:00~12月31日(金)23:59の期間内にアプリログインでプレゼントされるので、ぜひこの機会にゲームでも南葛SCのユニフォームをゲットしよう。
<お知らせ2>
南葛SCをスポンサードするKLabが、今季もコラボレーションキャンペーンを開催中。南葛SCの公式戦の試合結果に応じて、同社が運営するスマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム ~』のゲーム内アイテムをプレイヤーにプレゼントする。
プレゼント内容は、南葛SCが勝利すれば「夢球×5」、勝利以外であれば、「コイン×28,300」となっている。さらに、勝利の際は「夢球×5」に加え、南葛SCが入れた得点分の夢球も配布される。南葛SCを応援して、アイテムをゲットしよう。
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Supported by KLabGames
「練習でもほとんど技術の練習をしています。やっぱり技術がないと40歳になってもサッカーを楽しめないので。一方で育成指導には勝利と成長、どちらが優先するかという議論もありますが、サッカーは勝負事なので勝たなくてもいい、という考えは持っていません。勝負を続けていく中で育成に必要なものもついてくるという考えでいます」
勝負にこだわりつつ成長も遂げる。お手本として勧めているのが『キャプテン翼』だ。
「選手たちには『キャプテン翼』を読むように勧めています。あれこそがバイブルだと。なにか困ったことがあったら、『キャプテン翼』に立ち戻るように言っています。作品から教えたいことは3つあります。まず翼くんは勝つ。そして絶対に諦めない。そして必殺技というのもテーマにしています。なにも必殺技をマスターしろというわけではなく、応用がきくように基礎練習をしっかりして、そしてチームで協力し合うということを伝えたいんです」
技術を重視している点はトップチーム、女子チームと同じだ。
「ボールを止める、蹴る、運ぶ。この点を大切にすることはトップチームとイメージを合わせてはいます。ただ、トップとアカデミーではレベルがまったく違うので同じようなサッカーで戦うことはできませんが」
課題としては、現在所属している高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ(東京都)3部(T3)からの昇格だ。決して勝利至上主義というわけではないが、2016年以来ずっとT3である現状を変えることで、よりハイレベルなプレー環境をもたらしたいと考えている。
「練習環境には本当に恵まれているので、しっかり勝つことも求めていきたいんです。時には自分たちが目指すサッカーをかなぐり捨ててでも勝ちに行くべきときもある。より上のカテゴリでプレーできるようになれば周囲の選手たちに対する評価も上がっていきますから」
岩本義弘GMは近い将来ユースチームの設立を考えている。実現すれば、滝口監督にももう一つやりがいが増える。
「アカデミーからトップチームに選手を上げていくというのは、クラブの理想の形だと思います。選手たちにも明確な目標ができますし、今と違ったやりがいや喜びができます。南葛SCには“葛飾から世界へ”という合言葉がありますが、ゆくゆくはアカデミーから世界的なプレイヤーを輩出したいですね」
トップチームだけでなく、女子にもジュニアユースにも、各現場にはそれぞれの夢がある。もちろん苦労もあるが、夢に向かって真剣に取り組める。サッカーを通して人として成長できるチャンスがある。それだけで南葛SCというクラブの存在意義の大きさがうかがえるというものだろう。
※このシリーズ了
取材・文●伊藤 亮
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アイテムは8月6日(金)16:00~12月31日(金)23:59の期間内にアプリログインでプレゼントされるので、ぜひこの機会にゲームでも南葛SCのユニフォームをゲットしよう。
<お知らせ2>
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プレゼント内容は、南葛SCが勝利すれば「夢球×5」、勝利以外であれば、「コイン×28,300」となっている。さらに、勝利の際は「夢球×5」に加え、南葛SCが入れた得点分の夢球も配布される。南葛SCを応援して、アイテムをゲットしよう。
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