トップチームとほぼ同じタイミングで立ち上げられた女子チームとジュニアユースチーム
南葛SCとして活動を始めてから2021年で約8年。
とかく注目を浴びるのはJリーグを目指すトップチームだが、じつは女子チームとジュニアユースチームも早々と組織され、精力的に活動を続けてきた。Jリーグクラブならもとより、社会人クラブで女子チームとジュニアユースチームを持つ存在は稀だ。
だが、じつはそこに南葛SCというクラブの特徴が見える。
――◆――◆――
2013年、南葛SCは葛飾ヴィトアードから名称を変え活動を始めた。そして2014年、東京都サッカーリーグ3部からJリーグ入りへの本格的な挑戦を始めた。この2014年に女子チームの南葛SC WINGS(以下WINGS)も始動、東京都女子サッカーリーグ5部からスタートを切った。そして翌2015年にジュニアユースのチーム(U-15)を立ち上げ、2016年より東京都クラブユース連盟へ加盟している。
男子のトップチームとほぼ時期を違えることなく、女子とジュニアユースのチームも立ち上げられた。これは当初、チーム運営を特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会というNPOが行なっていたことと関係する。「サッカーを普及させる」を目的に年齢や性別は関係ない。よって、男女トップとジュニアユースのチームがトップチームとほぼ同時に作られたのだ。
「その後、Jリーグをさらに本格的に目指すうえで、2019年に株式会社南葛SCを立ち上げ、男子トップチームの運営を移管しました。女子とジュニアユースは今も国際サッカー普及育成会が運営しています。NPOとして活動することで活動に対する助成金が出たり、葛飾区の事業の随意契約を受けやすいというメリットがあります。一方、トップチームと別組織で活動することで情報の共有などが難しい部分もあり、今は国際サッカー普及育成会の理事に株式会社南葛SCのメンバーを据えることで組織間の風通しをスムーズにしようとしています」
こう語る南葛SCの岩本義弘GMは、トップチームの運営やチーム強化に携わる一方で、女子やジュニアユースの活動にも目を配っている。
とかく注目を浴びるのはJリーグを目指すトップチームだが、じつは女子チームとジュニアユースチームも早々と組織され、精力的に活動を続けてきた。Jリーグクラブならもとより、社会人クラブで女子チームとジュニアユースチームを持つ存在は稀だ。
だが、じつはそこに南葛SCというクラブの特徴が見える。
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2013年、南葛SCは葛飾ヴィトアードから名称を変え活動を始めた。そして2014年、東京都サッカーリーグ3部からJリーグ入りへの本格的な挑戦を始めた。この2014年に女子チームの南葛SC WINGS(以下WINGS)も始動、東京都女子サッカーリーグ5部からスタートを切った。そして翌2015年にジュニアユースのチーム(U-15)を立ち上げ、2016年より東京都クラブユース連盟へ加盟している。
男子のトップチームとほぼ時期を違えることなく、女子とジュニアユースのチームも立ち上げられた。これは当初、チーム運営を特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会というNPOが行なっていたことと関係する。「サッカーを普及させる」を目的に年齢や性別は関係ない。よって、男女トップとジュニアユースのチームがトップチームとほぼ同時に作られたのだ。
「その後、Jリーグをさらに本格的に目指すうえで、2019年に株式会社南葛SCを立ち上げ、男子トップチームの運営を移管しました。女子とジュニアユースは今も国際サッカー普及育成会が運営しています。NPOとして活動することで活動に対する助成金が出たり、葛飾区の事業の随意契約を受けやすいというメリットがあります。一方、トップチームと別組織で活動することで情報の共有などが難しい部分もあり、今は国際サッカー普及育成会の理事に株式会社南葛SCのメンバーを据えることで組織間の風通しをスムーズにしようとしています」
こう語る南葛SCの岩本義弘GMは、トップチームの運営やチーム強化に携わる一方で、女子やジュニアユースの活動にも目を配っている。