MF
37　浜下　瑛　６（74分OUT）
右サイドハーフからインナーの位置を上手く動き回り、シュートに持ち込む回数も多く、攻撃陣に勢いを出した。後半はボールの受け手、運び手となって数的不利を走力で埋めて回った。

24　西谷和希　６
左からの仕掛けを一任されたような立ち回りで持ち味の突破力を存分に見せた。守備に回る時間帯もあったが、常にゴールに向かう姿勢は強気そのもの。退場者の穴を感じさせない状況にもちこみ、仕掛けが貴重な攻撃機会に。

10　渡井理己　５（53分OUT）
前半からうまくボールを引き取れず、プレーに関わる回数自体が少なかった印象。ハーフタイムを挟んでもそこに改善は見られず、退場者が出たと同時に交代。 

FW
19　垣田祐暉　６（74分OUT）
序盤は苦しんだがすぐに制空権を掌握し、キム・ミンテとのマッチアップも五分五分以上に収め、ロングフィードのターゲットに。岸本の退場後は前線でボールをキープする働きも十二分にこなし、苦しいチームを引っ張った。
 

交代出場
DF
４　ジエゴ　5.5（53分IN）
一人減った直後に４バックの再構成で左サイドバックとして出場。機動力を生かして攻撃に厚みを加えたが、不用意なロストも多く勢いを出し切れなかった。

FW
17　一美和成　5.5（74分IN）
疲れの出てきた前線を活性化すべく投入されるも、ボールタッチの回数も少なくやや空回りの印象。ゴール方向へとボールを引き出し、受けるプレーが欲しかった。

FW
18　佐藤晃大　5.5（74分IN）
一美とともに前線のパワーを出すべく入ったが、なかなかボールを受けられず、前もむけずに苦戦した。

MF
13　藤田譲瑠チマ　５（82分IN）
追いかける展開の中で推進力やパワーを求められたのだろうが、入ってすぐの守備で何とも豪快なオウンゴールを献上。アグレッシブさの裏返しだが、悔やんでも悔やみきれない痛い失点に。

監督
ダニエル・ポヤトス　5.5
ゲームの狙いや相手との戦力差を埋める努力はあくまで果敢に貫き、失点がなければと思う試合内容にはできた一方で、厳然たる結果に対する評価はまた別のもの。結果をなんとか伴わせたい。
   
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●今井雄一朗（フリーライター）

【J１第28節PHOTO】名古屋３-０徳島｜クリーンシートが驚異の18試合目！攻撃陣も躍動し３発快勝！