MAN OF THE MATCH
FW
16　マテウス　6.5
ドリブルのキレもあり、キックの精度と威力も復調した印象。中に入っての鋭いスルーパスなど攻撃の選択肢も増やし、先制点であり決勝点となるPKをきっちり沈めてみせた。

40　シュヴィルツォク　６（74分OUT）
裏への抜け出しを基調に徳島のディフェンスラインと勝負し続けた。先制PKの起点となる空中での胸トラップパスなどトリッキーなプレーも見せ、74分にピッチを後にするまでにチーム最多タイの４本のシュートを放った。

25　前田直輝　6.5（64分OUT）
チーム屈指の運動量を攻守に惜しみなく注ぎ込み、チャンスメイクから守備、パスの中継点としても仲間を引っ張った。仕掛けの多さが徳島にじわじわとダメージを与えていた事実を、見逃してはいけない。
 

交代出場
MF
２　米本拓司　６（64分IN）
このところはクローザーとしての起用も増えてきたが、無駄のないボールレシーブと周囲とのパス交換でチームに安心感を与えるプレーぶり。

FW
10　ガブリエル・シャビエル　６（64分IN）
前田よりもボールを収めて周囲の動きに合わせるプレーが巧みで、先制後の試合の流れをきっちり汲んで効果的に時間を使った。

FW
11　相馬勇紀　6.5（64分IN）
指揮官からは試合への入り方、理解力の部分で指導を受けていたらしく、この日は途中出場からのプレーにしっかり対応。強烈な仕掛けを判断よく繰り出し、止めの３点目をドリブル突破で導き出した。

FW
44　金崎夢生　６（74分IN）
PKから復帰後初ゴール。日に日に動きの鋭さと力強さが増している印象だ。持ち前のボールに食らいつくような迫力も垣間見られ、完全復活まで順調な調整を続けていることが見て取れた。

MF
14　木本恭生　―（85分IN）
最後の仕上げでボランチに入ってプレー。センターバックの選手層が増したいま、彼には中盤の底での起用も今後増えていきそうだ。

監督
マッシモ・フィッカデンティ　６
可変式のフォーメーションで向かってきた相手に対し、「我慢」の声掛けでチームを焦れることなく勝利に向かわせた。攻撃にも狙いの形が見られ、選手交代も的中。采配でも支配力を表現できた試合だったのではないだろうか。
  
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 

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