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【J1採点&寸評】名古屋3-0徳島|MOMはキレと精度が戻ってきたマテウス!名古屋は出場全選手が及第点以上の安定した戦いに

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2021年09月11日

徳島――GK長谷川が好守を連発し、敵将も称賛

【警告】名古屋=なし 徳島=一美(74分)、石井(90+3分)
【退場】名古屋=なし 徳島=岸本(50分)
【MAN OF THE MATCH】マテウス(名古屋)

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【チーム採点・寸評】
徳島 5

チーム全体が内容やトライした部分に手応えを感じているが、0-3の敗戦結果に好評価は難しい。ただし退場者の穴を感じさせないオーガナイズと運動量、意志の強さは好印象で、決定力と細かいミスの部分に強く課題を感じる。

【徳島|採点・寸評】 
GK
31 長谷川徹 6

冷静さとコーチングで、前半から好セーブを連発。34分の決定機阻止は判断力が素晴らしく、後半も文句なしの出来。敵将に「相手のGKが個人としてすごく上手い守り方をしたので点が入らなかったというところもあった」と言わしめた。

DF
15 岸本武流 5

右サイドバックの守備から攻撃では最前線まで駆け上がり、運動量豊富にプレー。ただし先制のPKを与えてしまい、しかも一発退場。チームに大きなダメージを与えてしまった。

14 カカ 5.5
攻撃時には3バックの要領で高い位置でのビルドアップにも参加。細かいミスもあったが上手くカバーしてプレー。退場者が出た後も上下動の多さでチームを支えたが、最後のPKを与えてしまった部分は減点対象。
 
5 石井秀典 5.5
シュヴィルツォクとのマッチアップも力強く、最終ラインを上手く統率した。後半は一人少ない中で果敢な押し上げを見せたが、3失点すれば最終ラインの評価は下げざるを得ない。

20 福岡将太 5.5
守備ではサイドバックとして相手の攻撃に蓋をした。高さと強さを生かして前田やマテウスに対抗し、後半は右にも回ったが、終始後手に回る試合では苦しい場面が目立った。

MF
8 岩尾 憲 5.5

ビルドアップでは良くボールを動かし、リーダーシップを発揮したが、今日はやや危ないパスミスが多かった。退場者が出た後は鈴木と共に2人分の運動量で攻守を牽引したが、結果を見れば悔しい出来に。

23 鈴木徳真 6(82分OUT)
高い位置を取る岸本の後ろを良くカバーしつつ、岩尾と中盤のインテンシティを出した。後半は上下動の幅を拡げ、数的不利を埋めるべく奔走。バランスの良いポジショニングも光った。
 
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