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【浦和|前半戦通信簿】ブラジル人FWがチームMVPで、ボランチの成長株も評価!一方でエースの興梠は不甲斐なし…

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年09月21日

前半戦のチームMVPに挙げたいのは…

前半戦で最も輝いていたのはFWのレオナルドだ。ペナルティエリア内での落ち着きと高い技術には目を見張るものがある。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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【FW】
9 武藤雄樹

12試合・2得点
6/10点
 満足のいくほどの出番は得られていないものの、ピッチに立てば、献身的で積極的な姿勢が目を引く。FWで出ればレオナルドとの良好な関係を築き、サイドハーフでは攻守に走り回る。もっと出番を得られてもいいはずだが。

12 ファブリシオ(途中退団/ポルティモネンセへレンタル移籍)
2試合・0得点
1/10点
 いずれも先発起用された3節の仙台戦と6節の柏戦で結果を残せなかったのは痛恨。サイドハーフではなかなか持ち味を出せず、試合から消える時間帯も多かった。8月にマウリシオとともにポルティモネンセへレンタル移籍。

14 杉本健勇
16試合・2得点
4/10点
 身体を張ったポストワークや前線からのプレッシングなど“汚れ役”を担い、チームに貢献した。ただ、毎試合チャンスを得ながらも、ようやくリーグ初得点が生まれたのは16節の札幌戦だった。ここから波に乗れるか。
 
30 興梠慎三
13試合・3得点
3/10点
 レオナルドとの関係を意識しつつ、ゲームメイクにも尽力と、本来の仕事である得点以外にも様々な負担を抱えてプレーしているせいで、物足りない出来に終わる試合が多い。8年連続二桁得点中の実力を考えれば、厳しく評価せざるを得ない。このエースの復調こそが、チームの浮上のきっかけになるはず。

45 レオナルド
16試合・9得点
9/10点
 7節の横浜FC戦から5試合連続ゴールで一気に得点王争いに名乗りを上げたブラジル人ストライカー。豪快かつ冷静なフィニッシュワークは称賛に値するレベルで、この得点源の個人能力で勝点をもぎ取った試合は少なくない。前半戦のチーム内MVPに挙げたい。

【監督】
大槻 毅
4/10点

 開幕前から「攻守で主体的なサッカー」を目指すも、やや消極的なスタンスが見て取れる。地道に戦術を上積みしようと試みるも、「本来はもっとボールを握りたい」という理想には、まだほど遠い。それよりも選手のコンディション管理に手間取っている様子で、戦況をガラリと変えるような采配は少なかった。将来を見据えれば、高卒ルーキーの武田英寿を起用するなど、大胆な抜擢も見てみたい。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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