興梠慎三が選ぶJ歴代最強チーム「数字が強さを物語る。ミシャのサッカーがハマって負ける気がしなかった」

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年06月03日

これまでやっていたサッカーで一番手応えを感じた

興梠が1位に選ぶ「16年の浦和」の布陣。MVPには遠藤、MIPには駒井を挙げている。(C)SOCCER DIGEST

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 5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは鹿島や浦和で計10個の主要タイトルを獲得してきた興梠慎三(浦和)の“トップ3”を紹介しよう。

――◆――◆――

「興梠慎三が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2016年の浦和レッズ
2位:2009年の鹿島アントラーズ
3位:2003年の浦和レッズ
 
 トップ2は僕が在籍していたチームから選びました。

 1位は16年の浦和。年間勝点74はリーグトップで、クラブでも歴代最多と、その数字が強さを物語っています。当時はミシャ(ペトロヴィッチ監督)のサッカーがハマって、負ける気がしませんでした。前年までに築いた自慢の攻撃力はそのままに、この年は守備も整備され、リーグ最少失点も記録しましたから。

 守備を安定させたという点で(遠藤)航の加入は大きかった。後ろからうまくバランスを取ってくれました。でも守備だけでなく、なによりミシャのサッカーはなにより、どこからでも崩せるのが特長で、誰かが飛び抜けていたわけではなく、全員が活躍していた印象です。

(駒井)善成の仕掛けも頼もしかったし、俺とチュンソン(李忠成)、武藤(雄樹)のトリオも相手にとっては嫌だったはず。たしか「KLM」とかって呼ばれていたなあ(笑)。

 またなんと言ってもチームの一体感を生み出したミシャの手腕が素晴らしかったです。チャンピオンシップの決勝で鹿島に負けてしまったけど、僕がこれまでやっていたサッカーで一番手応えを感じていました。プレーしている僕らも楽しかったし、おそらく観ているファン・サポーターも面白かったと思う。そういう意味で僕のベストチームです。

 その浦和と同じくらい強かったのが、リーグ3連覇を果たした時の鹿島です。正直1位はどちらにしようか迷いました。この年の鹿島もほとんど負ける気がしませんでしたから。相手から対策されていたけど、まったく苦にならなかったんですよね。

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