• トップ
  • ニュース一覧
  • 通訳→コーチ→強化SD。「あまりない」キャリアを歩んだキム・チョンフンが語った鳥栖への感謝

通訳→コーチ→強化SD。「あまりない」キャリアを歩んだキム・チョンフンが語った鳥栖への感謝

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月26日

「サッカーの勉強もさらに追求したい」

コーチなど様々な役職を務めてきたキム・チョンフン氏は、鳥栖に多大なる貢献をしてきた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

 責任という言葉と向き合ったとき、このままずっと鳥栖に居続けるのか。自分の未来を考えるに至った。振り返れば鳥栖での日々は10年という長い時間が積み重なっていた。心のどこかで区切りを求めていたのかもしれない。10年という数字は決断するには切りの良い数字だった。
「この年齢であらゆるキャリアを積めたのは鳥栖というクラブ、そして竹原社長のおかげ。本当に自分を成長させてくれたし、大きくしてくれた。サポーターのみなさんにも心から感謝している。

 これからどう生かしていくか。A級まで保持している指導者ライセンスを、S級ライセンス取得を目指し、キャリアを上げていくのもひとつ。でも、いつも考えているのは、どこに行っても自分がどういう力を発揮できるのか。力を発揮できる環境なのかどうか。

 スカウト活動での成功体験もあるし、楽しさ、やりがいもあった。まったく違う畑でマネジメントのような作業で力を発揮させられるのであればそれもおもしろいかもしれない。まだ若いから他の分野を見ることもあるかもしれない。言語が好きだから英語やスペイン語も学びたいし、同時にサッカーの勉強もさらに追求したい。

 10年というのは区切りとしてはいいのかもしれない。ずっといたからこそ、いろいろなことに思いが巡る。自分の人生の分岐点だけど大きなゴールとして変わらないのは監督をやって、日本一を取ってアジア、世界で活躍すること。そのためにこれからどういうアプローチをしていくか。ただ、来年はまだ何も決まっていない」

 鳥栖での10年は幸運なめぐり合わせに恵まれた。鳥栖への感謝と得られた貴重な経験を胸にキム・チョンフンは新たなステージへと踏み出していく。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
【関連記事】
「顔面偏差値高すぎる」リバプール移籍の南野拓実も参戦!鳥栖FWが公開した”94年組”食事会にファン大興奮
鳥栖U-18をプレミア初昇格に導く!起死回生の同点弾に秘められた松岡大起の「人間性」
「本当にありがトーレス!」F・トーレスがJ1残留を決めた鳥栖、そして元日本代表MFへメッセージ!
「神の子、スシを食う」「イケメンすぎる」引退したF・トーレスが3か月ぶりに来日! 寿司を楽しむ姿に国内外のファンから大反響
プレーしたからこそ分かった、F・トーレスが思うJリーグの最も凄いところ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ