【ACL展望】広島×鹿島|攻めるのか、守るのか。攻守のバランスが最大の焦点に

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2019年06月25日

焦点は左MFの人選だが…

 広島は最低でも2ゴールを奪うことが突破の最低条件に。鹿島とすれば、守備の意識が強すぎて最終ラインが下がるようなことが起きると、2点が必要な広島の猛攻を受けることになるだろう。守護神の「1点のリードを忘れて……」というのは、そういった状況を見越したうえでの発言だ。
 
 鹿島がアウェーゴールを1点でも取れれば、広島の突破最低条件はさらに厳しくなる。鹿島としては早々に先制点を奪い、相手の戦意をそぎ落としたい。
 
 不安要素は層の薄いサイドハーフか。リーグ戦で主力のレアンドロが外国人枠の関係で登録外のほか、安部もコパ・アメリカ出場のため不在。白崎も連戦の疲労でコンディション不良が懸念されており、中村、小池は遠征メンバー外。右MFの先発は遠藤が固いと見られる一方、左は白崎と予想するがどうなるか――。
 
 また遠藤も90分間プレーするタイプの選手ではない。セルジーニョや土居、金森、名古らもサイドMFでのプレーが可能。怪我から復帰した伊藤を含め、途中出場を含めた前線4枚の配置と組み合わせがカギを握るだろう。
 
【関連記事】
【ACL採点&寸評|広島】変化なき攻撃で鹿島を崩せるわけがなく、軒並み低調な評価に
【ACL採点&寸評|鹿島】セルジの一撃で広島に先勝。だがMOMは技巧派アタッカー
【ACL】“勝負強さ”って何? 枠内シュート1本の広島に対し、鹿島が提示した答え
【ACL|広島】リフレクトによる失点は不運なのか? ブロックした野上結貴の見解は――
【鹿島】「俺も思いましたよ。来た!って」復帰戦で見せ場を作った伊藤翔。次こそは――
【鹿島】これぞ“ACL男”の仕事ぶり! セルジーニョが振り返る値千金の決勝ゴール

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ