【ACL展望】広島×鹿島|攻めるのか、守るのか。攻守のバランスが最大の焦点に

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2019年06月25日

鹿島――「0-0だったと思って第2戦へ」(クォン・スンテ)

故障者/広島=E・サロモンソン 鹿島=内田、伊東、山本、中村、鈴木
出場停止/広島=稲垣 鹿島=なし

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ACLラウンド16 第2戦
サンフレッチェ広島 - 鹿島アントラーズ
6月25日(火)/19:00/広島広域公園陸上競技場
 
鹿島アントラーズ
今季成績(ACLグループE):2位 勝点10 3勝1分2敗 9得点・8失点
ラウンド16第1戦:鹿島1-0広島
 
【最新チーム事情】
●ホームでの第1戦はセルジーニョのゴールで1-0の勝利。
●連戦の疲労で白崎のコンディション不良が懸念。
 
【担当記者の視点】
 鹿島は1点のリードを保ったまま、アウェーでの「後半90分」に挑む。
 
 ホームでのファーストレグは、決勝トーナメントの戦い方を知る鹿島らしい90分だった。一進一退の攻防が続いた24分、土居のクロスをセルジーニョが頭で押し込み先制に成功すると、鹿島は重心を下げた。追加点よりも、無失点に重きを置いたサッカーを展開した。
 
 リーグ戦とは明らかに異なる戦法。永木が「無失点が第一優先だった」、白崎が「先制したことで、絶対に失点しないことをより意識した」と振り返ったように、アウェーゴールを与えないことを徹底した。
 
 欲を言えば追加点を取りたかったところが、ホームでの無失点を第一に時計の針を進めた。試合をホーム&アウェーの合計180分と捉え、ホームで戦う90分間の戦法を遂行した形だ。
 
 全北現代(韓国)時代を含めて3度のアジア制覇経験を持つGKクォン・スンテは「アウェーは何が起きるか分からない。大事なことは1点のリードを忘れて、0-0だったと思って第2戦へ徹底した準備をすることです」と語る。
 
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