会見での記者との一問一答(その3)
—―いつかバルサに戻ってくる?
「戻ってくるよ、選手としてね。3年したらプレーするために戻るよ…。っていうのは冗談だ(会場から、ようやく笑いが起きる)。いつか戻ってくると考えるには、時期尚早だ。今日はとても感情のあふれる日だから…。今日までの2週間、この瞬間のことを考え続けてきた。まずは、まだ終わっていないシーズンを終えること。二冠で終えること。それから、もし神様が望むなら、僕はワールドカップに行くことになる。そこからは、一歩ずつ進んでいく。そしてふたたび戻ったときに、僕が新たに習得したことを、伝えることができればと思っているよ」
――今後の数試合をどのように過ごすか。
「きっと感情が溢れるものになるだろうけど、バルサのユニホームを身につけて、最大限に楽しみたい」
—―監督との思い出は?
「多くの監督がいたし、全員に素晴らしい思い出を持っている。僕はその点で恵まれていた。監督にも、チームメイトにも感謝している。つねに僕をとてもよく扱ってくれた。素晴らしい思い出だし、僕はいつでも全員を助けようと努力してきた」
—―12歳でバルセロナに来たときのことは覚えているか。
「村からここに来る旅は、とてもワクワクするのと同時に、恐ろしくもあった。だって、その数時間後には、知らない土地でひとりになるわけだからね。12歳の僕にとって、家族から離れて暮らすのは簡単じゃなかったけど、なにかを強く望むとき、そういった犠牲は避けることができないんだ。でも今日のような日に、ここにいる家族とともに幸せを享受することで、それも報われる。それがもっとも大きなことだ」
「戻ってくるよ、選手としてね。3年したらプレーするために戻るよ…。っていうのは冗談だ(会場から、ようやく笑いが起きる)。いつか戻ってくると考えるには、時期尚早だ。今日はとても感情のあふれる日だから…。今日までの2週間、この瞬間のことを考え続けてきた。まずは、まだ終わっていないシーズンを終えること。二冠で終えること。それから、もし神様が望むなら、僕はワールドカップに行くことになる。そこからは、一歩ずつ進んでいく。そしてふたたび戻ったときに、僕が新たに習得したことを、伝えることができればと思っているよ」
――今後の数試合をどのように過ごすか。
「きっと感情が溢れるものになるだろうけど、バルサのユニホームを身につけて、最大限に楽しみたい」
—―監督との思い出は?
「多くの監督がいたし、全員に素晴らしい思い出を持っている。僕はその点で恵まれていた。監督にも、チームメイトにも感謝している。つねに僕をとてもよく扱ってくれた。素晴らしい思い出だし、僕はいつでも全員を助けようと努力してきた」
—―12歳でバルセロナに来たときのことは覚えているか。
「村からここに来る旅は、とてもワクワクするのと同時に、恐ろしくもあった。だって、その数時間後には、知らない土地でひとりになるわけだからね。12歳の僕にとって、家族から離れて暮らすのは簡単じゃなかったけど、なにかを強く望むとき、そういった犠牲は避けることができないんだ。でも今日のような日に、ここにいる家族とともに幸せを享受することで、それも報われる。それがもっとも大きなことだ」
—―メッシとロッカールームを分かち合えたことについて。
「僕にとって、レオとの多くの魔法のような瞬間を分かち合えたことは、本当に名誉だと思っている。彼のような選手は他にいないし、今後も難しいだろう。いつも、このチームがタイトルを獲得するのに、レオは不可欠だと言ってきた。チームメイトとして、サッカー選手として、多くの時間を彼の隣で過ごせたことは、唯一の経験、そしてマジックだった」
—―ファンにどのように記憶していて欲しいか。
「偉大な選手、偉大な人物として人々の記憶に残ることができたら…。最終的に、サッカーは過ぎていくもの。僕らに残るのは、その間に出会った人たちや、多くの時間をともにしたチームメイトとの関係だ。最後にはそれだけが残る。それぞれが僕への意見を持っていると思うけど、僕がここで努力してきたのは、あらゆる意味で偉大な人間、偉大なスポーツ選手になるためだった。できるだけ最良の形で、クラブを代表するような存在になれるように努力してきたつもりだけど、それが達成できていることを願うよ」
訳●山本美智子(フリーランス)
「僕にとって、レオとの多くの魔法のような瞬間を分かち合えたことは、本当に名誉だと思っている。彼のような選手は他にいないし、今後も難しいだろう。いつも、このチームがタイトルを獲得するのに、レオは不可欠だと言ってきた。チームメイトとして、サッカー選手として、多くの時間を彼の隣で過ごせたことは、唯一の経験、そしてマジックだった」
—―ファンにどのように記憶していて欲しいか。
「偉大な選手、偉大な人物として人々の記憶に残ることができたら…。最終的に、サッカーは過ぎていくもの。僕らに残るのは、その間に出会った人たちや、多くの時間をともにしたチームメイトとの関係だ。最後にはそれだけが残る。それぞれが僕への意見を持っていると思うけど、僕がここで努力してきたのは、あらゆる意味で偉大な人間、偉大なスポーツ選手になるためだった。できるだけ最良の形で、クラブを代表するような存在になれるように努力してきたつもりだけど、それが達成できていることを願うよ」
訳●山本美智子(フリーランス)