【ミラノ・ダービー採点&寸評】スソが長友に苦戦するも2ゴールに絡む!

カテゴリ:メガクラブ

手嶋真彦

2017年04月15日

デウロフェウは敵にとって最も「怖い選手」に。

デウロフェウ(右)は一気の加速で敵守備陣を何度も切り裂いた。写真:Alberto LINGRIA

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[MF]
33 ユライ・クツカ 5(57分OUT)
持ち前の運動量が鳴りを潜めるばかりか、判断が遅くパスワークを淀ませる。誰よりも最初にベンチに下げられた。
 
23 ソサ 5(75分OUT)
序盤は長短のパスを見せたが、最終ラインがプレスに苦しんだこともあり徐々に存在感が希薄に。守備ではマリオに手を焼いた。最後は足を痛めて交代。
 
14 マティアス・フェルナンデス 5.5
出場停止のパシャリッチに代わって先発。前半は消えていたが、後半は攻守で存在感が増し、とりわけセカンドボールをよくひろった。
 
[FW]
☆MAN OF THE MATCH
8 スソ 6.5
サイドではもちろん、中央に入り込んでも張り付いてくる長友に苦戦。しかし、83分にその長友を交わして1点目をアシストすれば、97分には正確なCKで同点弾を演出と、結果的にはしっかり2ゴールに絡んだ。
 
70 カルロス・バッカ 5.5
ファーストチャンスだった2分のボレーを大きく吹かし、61分のシュートも敵にブロックされる。とはいえ、97分にはCKからのヘディングで同点弾をアシストした。
 
7 ジェラール・デウロフェウ 6
15分、34分、58分にスピード豊かな単独突破で好機を作り、65分には際どいミドルと敵にとって最も「怖い選手」だったはず。ゴールを奪えなかった点だけが残念。
 
[交代出場]
73 マヌエル・ロカテッリ 6(57分OUT)
正確なパスと激しいタックルで中盤を活性化。終盤の2ゴールに間違いなく貢献した。
 
9 ジャンルカ・ラパドゥーラ 5.5(75分IN)
ゴールに絡む動きはなかったが、前線に圧力を高める役目はこなした。
 
11 ルーカス・オカンポス ―(81分IN)
左サイドに入るも、スソとデウロフェウが実質的に固まった右サイドにボールが集中し、目立った活躍はなかった。
 
※MON OF THE MATCH=この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文:手嶋真彦(インテル)、白鳥大知/サッカーダイジェストWEB(ミラン)

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