ご堪能あれ! 美食家による美食家のための美食店の数々を。
もっと予算がある方は、巨匠のレストランへ! “美食の都”の象徴でもある“世紀の料理人”ポール・ボキューズ氏の店です。
その名は「L’ Auberge du Pont de Collonges(ローベルジュ・デュ・ポン・ド・コロンジュ)」。日本やアメリカにもブラッスリーを持つ巨匠ですが、“本物の本店”はリヨンから10キロ離れた、シェフの故郷の村。50年間、ミシュランから3つ星をつけられている凄い店です。
タクシーでも何とかなる距離なので、是非という方は、しっかり予約状況をチェックしてトライしてください。
そこまでは無理、という方も大丈夫! そもそも、リヨン市内にもボキューズのブラッスリーはゾロゾロ。他にも美味しい店がありすぎて選択に困るほどなので、ここは“通”に登場してもらいましょう。現在のフランスで最も有名なフットボール記者、ヴァンサン・デュリュック氏です。
『レキップ』紙のフランス代表番主筆を務めると同時にOL専門家でもあり、『レ・ブルー黒書』(講談社)など、多数の著作やテレビ出演で知られるこのオピニオンリーダーは、地元出身の大いなる美食家でもあるのです。
『レキップ』紙を代表してエリゼ宮(大統領府)の食事に招かれたほどのデュリュック氏ですが、そこを曲げて(?)庶民にも手が届くお店を聞いてみました。
「ジェルラン時代はすぐ近くで食べられたけど、今は市内に戻るしかないんだ。でも大丈夫! 午前2時頃まで営業していて、僕ら記者も行くレストランがあるよ」
と語るデュリュック記者が教えてくれたのは 、「Au P’tit Zinc(オ・プティ・ザンク)」と「Le Cafe de la Mairie(ル・カフェ・ド・ラ・メリ)」です。2軒とも評判のお店で、ソーヌ川沿いの同じ通り(Quai Pierre Scize)にあります。
また、デュリュック記者は「そうだ、ガダーニュ館ではEURO開催中、フットボール展覧会もやっているから是非行ってみて!」と、耳寄り情報も提供してくれました。
前述の旧市街の歴史博物館です。なんでも「神々しくフット」という企画で、あのディエゴ・マラドーナの肖像も殿堂入りするとか。
今夏、美しいリヨンとフットボールが、素敵にマッチアップしそうです!
文:結城 麻里
【主なアクセス】
◇パリからリヨン
TGVで「パリ・リヨン」駅発→「リヨン・パールデュー」駅、または「リヨン・ペラーシュ」駅下車(約2時間)
◇パルク・オランピック・リヨネ
トラムで「リヨン・パールデュー」駅南にある「パールデュー・ヴィレット・シュッド」駅発→「Parc Olympique Lyonnais(パルク・オランピック・リヨネ)」駅下車(約20分)
【回想PHOTOギャラリー】フランスで開催された3つのビッグイベント
その名は「L’ Auberge du Pont de Collonges(ローベルジュ・デュ・ポン・ド・コロンジュ)」。日本やアメリカにもブラッスリーを持つ巨匠ですが、“本物の本店”はリヨンから10キロ離れた、シェフの故郷の村。50年間、ミシュランから3つ星をつけられている凄い店です。
タクシーでも何とかなる距離なので、是非という方は、しっかり予約状況をチェックしてトライしてください。
そこまでは無理、という方も大丈夫! そもそも、リヨン市内にもボキューズのブラッスリーはゾロゾロ。他にも美味しい店がありすぎて選択に困るほどなので、ここは“通”に登場してもらいましょう。現在のフランスで最も有名なフットボール記者、ヴァンサン・デュリュック氏です。
『レキップ』紙のフランス代表番主筆を務めると同時にOL専門家でもあり、『レ・ブルー黒書』(講談社)など、多数の著作やテレビ出演で知られるこのオピニオンリーダーは、地元出身の大いなる美食家でもあるのです。
『レキップ』紙を代表してエリゼ宮(大統領府)の食事に招かれたほどのデュリュック氏ですが、そこを曲げて(?)庶民にも手が届くお店を聞いてみました。
「ジェルラン時代はすぐ近くで食べられたけど、今は市内に戻るしかないんだ。でも大丈夫! 午前2時頃まで営業していて、僕ら記者も行くレストランがあるよ」
と語るデュリュック記者が教えてくれたのは 、「Au P’tit Zinc(オ・プティ・ザンク)」と「Le Cafe de la Mairie(ル・カフェ・ド・ラ・メリ)」です。2軒とも評判のお店で、ソーヌ川沿いの同じ通り(Quai Pierre Scize)にあります。
また、デュリュック記者は「そうだ、ガダーニュ館ではEURO開催中、フットボール展覧会もやっているから是非行ってみて!」と、耳寄り情報も提供してくれました。
前述の旧市街の歴史博物館です。なんでも「神々しくフット」という企画で、あのディエゴ・マラドーナの肖像も殿堂入りするとか。
今夏、美しいリヨンとフットボールが、素敵にマッチアップしそうです!
文:結城 麻里
【主なアクセス】
◇パリからリヨン
TGVで「パリ・リヨン」駅発→「リヨン・パールデュー」駅、または「リヨン・ペラーシュ」駅下車(約2時間)
◇パルク・オランピック・リヨネ
トラムで「リヨン・パールデュー」駅南にある「パールデュー・ヴィレット・シュッド」駅発→「Parc Olympique Lyonnais(パルク・オランピック・リヨネ)」駅下車(約20分)
【回想PHOTOギャラリー】フランスで開催された3つのビッグイベント