【P~T】ソシオになるにはかなり厳しい条件が…。

クライフ・サッカーを体現したピッチ上の指揮官グアルディオラ。最終ラインの前からショートパスを駆使してゲームをコントロールした。08~12年には監督しても14個のタイトルをバルサにもたらした。(C)Getty Images
P
PEP(ペップ)
ドリームチームの司令塔に君臨し、引退後は監督としても2008年に年間5冠を達成したバルサの象徴、ジョゼップ・グアルディオラ(現バイエルン)の愛称。スペインでは「Jose」を「ペペ」のニックネームで呼ぶため、「Josep」は「ペップ」になったという。バルサの関係者や選手はもちろん、メディアやファンもこの愛称でグアルディオラを呼ぶ。
Q
QATAR FOUNDATION(カタール・ファンデーション)
カタール財団は同国の教育とスポーツ振興などを目的に1995年に設立されたNGO(非政府組織)。2010年12月にバルサと5年総額で最高1億7100万ユーロ(約205億円)という大型スポンサー契約を締結し、11-12シーズンからユニホームの胸にロゴが入っている。バルサのシャツにいわゆる「胸スポンサー」が入るのは史上初で、クライフなど一部OBから抗議の声も挙がったが、負債返済には不可欠として、11年9月24日のクラブ総会でソシオにも正式承認された。13―14シーズンからはカタール財団の意向で、同国の国営企業であるカタール航空のロゴがユニホームの胸に入っている。
R
REXACH(レシャック)
カルロス・レシャックは、あのグアルディオラが「バルサ・スタイルを確立したのはクライフとレシャック」と評するレジェンドだ。1960~70年代にテクニカルな右ウイングとして活躍し、70-71シーズンにはリーグ得点王に輝いた。81年の現役引退後は下部組織で指導に当たり、ドリームチーム時代はトップチームのコーチも担った。横浜フリューゲルスの監督を経て(96~98年)、2000-01シーズン途中から約1年半、バルサを指揮している。その2シーズンはいずれもリーガ4位と不本意な成績に終わったが、入団テストで当時13歳のメッシに驚愕し、紙ナプキンを契約書代わりにしてサインさせるという、クラブ史に残る“ビッグヒット”を残している。現在はバルサで会長顧問を務め、補強などチーム強化を担うスポーツ委員会にも名を連ねている。
S
SOCIO(ソシオ)
クラブの年間会員を指す。バルサではカンプ・ノウの年間指定席を持つソシオ(アボナード)と、空席があれば座席が割り当てられるソシオに分かれている。いずれも会長選挙の投票権が与えられ、サッカーの下部組織と他競技の試合を無料で観戦できる。ジョアン・ラポルタ会長時代(2003~2010年)に入会金が撤廃されるなどソシオ拡大政策が採られ、その数は18万人(世界一)を突破したが、10年7月にロセイ政権が誕生して以降は大きく方向転換。地元カタルーニャのファンを大事にするという理念の下、大人が新たにソシオとなるには現会員の家族、もしくは過去に2年以上ソシオだった人に限定されるなど、厳しい条件が課されている。ちなみに、14歳以下は審査が比較的緩い。
T
TIKI-TAKA(ティキタカ)
英語の「チクタク」。時計の針がリズムを刻むような正確無比なパス、ポゼッションサッカーを指す。ドリームチームやグアルディオラ監督時代のバルサ、昨今のスペイン代表のポゼッション重視のパスサッカーがその代表格だ。昨夏にルイス・エンリケが監督に就任して以降は、司令塔シャビの退団もあり、バルサも以前ほどティキタカ一辺倒ではなくなっている。
PEP(ペップ)
ドリームチームの司令塔に君臨し、引退後は監督としても2008年に年間5冠を達成したバルサの象徴、ジョゼップ・グアルディオラ(現バイエルン)の愛称。スペインでは「Jose」を「ペペ」のニックネームで呼ぶため、「Josep」は「ペップ」になったという。バルサの関係者や選手はもちろん、メディアやファンもこの愛称でグアルディオラを呼ぶ。
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QATAR FOUNDATION(カタール・ファンデーション)
カタール財団は同国の教育とスポーツ振興などを目的に1995年に設立されたNGO(非政府組織)。2010年12月にバルサと5年総額で最高1億7100万ユーロ(約205億円)という大型スポンサー契約を締結し、11-12シーズンからユニホームの胸にロゴが入っている。バルサのシャツにいわゆる「胸スポンサー」が入るのは史上初で、クライフなど一部OBから抗議の声も挙がったが、負債返済には不可欠として、11年9月24日のクラブ総会でソシオにも正式承認された。13―14シーズンからはカタール財団の意向で、同国の国営企業であるカタール航空のロゴがユニホームの胸に入っている。
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REXACH(レシャック)
カルロス・レシャックは、あのグアルディオラが「バルサ・スタイルを確立したのはクライフとレシャック」と評するレジェンドだ。1960~70年代にテクニカルな右ウイングとして活躍し、70-71シーズンにはリーグ得点王に輝いた。81年の現役引退後は下部組織で指導に当たり、ドリームチーム時代はトップチームのコーチも担った。横浜フリューゲルスの監督を経て(96~98年)、2000-01シーズン途中から約1年半、バルサを指揮している。その2シーズンはいずれもリーガ4位と不本意な成績に終わったが、入団テストで当時13歳のメッシに驚愕し、紙ナプキンを契約書代わりにしてサインさせるという、クラブ史に残る“ビッグヒット”を残している。現在はバルサで会長顧問を務め、補強などチーム強化を担うスポーツ委員会にも名を連ねている。
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SOCIO(ソシオ)
クラブの年間会員を指す。バルサではカンプ・ノウの年間指定席を持つソシオ(アボナード)と、空席があれば座席が割り当てられるソシオに分かれている。いずれも会長選挙の投票権が与えられ、サッカーの下部組織と他競技の試合を無料で観戦できる。ジョアン・ラポルタ会長時代(2003~2010年)に入会金が撤廃されるなどソシオ拡大政策が採られ、その数は18万人(世界一)を突破したが、10年7月にロセイ政権が誕生して以降は大きく方向転換。地元カタルーニャのファンを大事にするという理念の下、大人が新たにソシオとなるには現会員の家族、もしくは過去に2年以上ソシオだった人に限定されるなど、厳しい条件が課されている。ちなみに、14歳以下は審査が比較的緩い。
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TIKI-TAKA(ティキタカ)
英語の「チクタク」。時計の針がリズムを刻むような正確無比なパス、ポゼッションサッカーを指す。ドリームチームやグアルディオラ監督時代のバルサ、昨今のスペイン代表のポゼッション重視のパスサッカーがその代表格だ。昨夏にルイス・エンリケが監督に就任して以降は、司令塔シャビの退団もあり、バルサも以前ほどティキタカ一辺倒ではなくなっている。